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【LINE広告】Talk Head Viewってなに?概要や利用方法について

2023.06.29 2023.06.28 

【LINE広告】Talk Head Viewってなに?概要や利用方法について

LINE広告のTalk Head Viewをご存じですか。本稿ではTalk Head Viewについて、その概要や活用方法、利用のしかたをご紹介したいと思います。
初めての方でもわかりやすく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

Talk Head Viewとは

Talk Head ViewはLINE広告で利用できる予約型広告です。
広告の掲載先は、LINEアプリのトークリスト最上部で、1日1社限定で掲載が可能となっています。
トークリストはLINE広告の配信面のなかでも、特にユーザーが目にしやすい場所のため、大きな効果が見込めます。

Talk Head Viewのメリット

Talk Head Viewのメリットとして大きく3つあげられます。
それぞれについて解説をします。

1日で爆発的にリーチできる

月間アクティブユーザー数9,500万人を誇るLINEのなかでも、特にユーザーのアクティブ率が高いトークリストに1日中配信できるため、大規模なリーチが可能です。
1日で6,500万以上のユニークユーザーにリーチできるため、商品の認知やブランドリフトに大きな効果があります。(2022年4月時点
さらに、15~29歳にフォーカスすると、1日で90%にリーチが可能です。(2019年6月時点

配信量を確保できる

Talk Head Viewは予約型広告なので、トークリスト最上部の掲載枠に最優先で配信されます。
各メニューごとに想定される表示回数分の配信が期待されるため、求める配信量を確保できます。

リッチなフォーマットで宣伝できる

通常の運用型広告がトークリスト最上部に表示されている場合は、小さな画像とテキストを組み合わせた形式で表示されます。
Talk Head Viewでは、掲載枠の全面に画像もしくは動画を表示できます。
そのため、通常の広告よりもユーザーの注意を引きつけやすく、より多くの情報を掲載できるため、ユーザーに大きなインパクトを与えることができます。

引用:LINE Business Guide 2023年4月~9月期版

Talk Head Viewの種類

Talk Head ViewはLINE広告の予約型広告であることは説明しました。
加えて「Talk Head View Custom」というTalk Head Viewと運用型広告を組み合わせたような配信手法も用意されています。
それぞれについて、特徴や違いなどに注意しながら解説していきます。

Talk Head Viewについて

Talk Head Viewは、予約型のため表示が最優先されますが、配信の期間は1日のみで、配信量も各メニューによって定められています。
また、クリエイティブの上限が1本であったり、ターゲティングも「性別」のみ可能などと柔軟性は劣ります。

Talk Head View Customについて

Talk Head View Customは、Talk Head Viewと同じ掲載枠やフォーマットを使って配信できる運用型広告です。
最低費用はTalk Head Viewより安価なため、低価格から配信が可能です。
大きく異なる点としては、配信期間が1〜31日から設定でき、配信量も任意、クリエイティブやターゲティングの制限もないため、より柔軟に配信の設定ができます。

Talk Head View Talk Head View Custom
販売形式 予約型 運用型
最低出稿金額 各メニューの価格 50万円~
入札方式 なし 手動のみ
クリエイティブ本数上限 1本 なし
ターゲティング 性別のみ 指定可
配信期間 1日 1日~31日
フリークエンシー 1回 1~10回
配信の設定 LINE社 代理店/広告主
Tag計測 計測可
ブランドリフトサーベイ 基本無償 基本有償
OAアカウント 不要 必須
オークション なし セカンドプライスオークション
オークション環境 なし LINE広告同一環境下
配信量 各メニューに準ずる 任意
クロスデータ
レポート 管理画面上から閲覧可

使用できるフォーマット

使用できるフォーマットは、

  • Static banner(静止画)
  • Expand video(静止画+動画)
  • Auto play video(動画)

の3つです。

また、現在、従来のサイズの1.5倍で表示するMiddleサイズが試験導入されています。

引用:LINE Business Guide 2023年4月~9月期版

Static banner

Static bannerは静止画のみを使った形式です。トークリストの掲載枠に合わせて全面的に画像が表示され、タップすると指定したLPに遷移させることができます。

引用:LINE Business Guide 2023年4月~9月期版

Expand video

Expand videoは静止画と動画を組み合わせた形式です。表示のされかたはStatic bannerと同様ですが、画像をタップすると自動的に設定した動画が流れるようになっています。動画終了後にLPに誘導できるので、商品への理解を高めてからLPを見てもらうことができます。

引用:LINE Business Guide 2023年4月~9月期版

Auto play video

Auto play videoはトークリスト最上部で、動画が自動再生される形式です。
ユーザーのタップがなくとも動画が再生されるため、よりユーザーの目に留まりやすく、商品を印象付けやすいです。
タップされない場合は、そのままのサイズで再生されますが、ユーザーが動画をタップした場合、拡大サイズで動画の続きが再生されます。
ほかの2つと同様に、動画終了後にLPに遷移させられます。

引用:Talk Head Viewに動画自動再生の新フォーマット「Auto play video」提供開始|LINE for Business

Talk Head Viewのメニュー比較

1Day Lite 1Day Half 1Day ALL

(性別ターゲティング)

1Day ALL
ターゲティング オールリーチ 性別 オールリーチ
フリークエンシー 1回
想定リーチ数 約1,300万UU 約3,250万UU 男性:約3,000万UU

女性:約3,500万UU

約6,500万UU
想定リーチ数(Auto play video) 約1,200万UU 約3,200万UU 男性:約2,900万UU

女性:約3,400万UU

約6,400万UU
配信設定期間 1日(11:00~翌10:59)

※トライアル期間のみ土日・祝可

1日(11:00~翌10:59)

※土日・祝可

設定可能なクリエイティブ数 1つ
設定可能なLP数 各OS1つまで
ブランドリフトサーベイ
レポート LINE広告管理画面から閲覧可
金額 1,000万円 2,000万円 2,500万円 4,000万円

Talk Head Viewの費用

予約型広告であるTalk Head Viewは大きな予算を確保する必要があります。
Talk Head Viewの利用に用意すべき金額とコストパフォーマンスについて解説します。

Talk Head Viewの料金

Talk Head Viewはメニューが大きく3つ用意されていますが、最も低い金額で利用できるのは1Day Liteで、金額は1,000万です。
ただ、1Day Liteの場合、1日最大4社まで配信が可能なので、ほかのメニューよりもリーチ数は少なくなってしまいます。
1日を独占できる1Day ALLの利用には2,500~4,000万円が必要です。

ちなみに、Talk Head View Customを使えば、配信量の確保はできませんが、Talk Head Viewのフォーマットを使って50万円〜配信できます。

Talk Head Viewのコストパフォーマンス

Talk Head Viewのコストパフォーマンスがどうかは気になるところだと思います。
1Day ALLプランの場合、コストが4,000万円、推定リーチ数が6,500万人なので、1人当たりのリーチにかかる費用は約0.6円と、低コストでリーチが可能です。
あくまで想定ですが、コストパフォーマンスは高いといえるでしょう。

Talk Head Viewの活用方法

活用の例

幅広く認知を獲得したい場合

LINEアプリのユーザーは、性別や年齢の分布バランスに偏りがなくほぼ均等です。
加えて、LINEトークリストはLINEユーザーのほとんどが目にする場所であるため、幅広い認知獲得にTalk Head Viewは有効だといえます。

認知だけでなくユーザーの利用意向を高めたい場合

Talk Head Viewでは、静止画と動画を組み合わせて広告の配信ができるため、静止画でユーザーに認知をしてもらい、それをタップして動画を見てもらうことで利用意向まで高めてもらうといった流れを1つの広告で完結できます。

特定の日を狙って配信したい場合

予約型では日を指定して広告を配信するため、商品の発売日や「〇〇の日」など特定の日を狙っての広告配信ができます。

ブランドリフトサーベイの利用

Talk Head Viewを利用すると無料でブランドリフト調査が行えます。調査はLINEが連携する調査会社によって行われます。
Talk Head Viewで配信した広告への接触有無でユーザーを抽出し、それぞれに対して調査を実施できます。

引用:LINE Business Guide 2023年4月~9月期版
※調査レポートサンプル

引用:LINE Business Guide 2023年4月~9月期版

配信データの活用

Talk Head Viewでの配信で得たオーディエンスデータを運用型広告に活かすことができます。ビジネスマネージャーを利用して、配信データからオーディエンスを作成してください。
Talk Head Viewの配信データを活用したクロスターゲティングでより最適なアプローチができます。

引用:LINE Business Guide 2023年4月~9月期版

Talk Head Viewの利用方法

では実際にTalk Head Viewを利用したい場合はどうすればよいのでしょうか。

前提として、Talk Head Viewを利用するには「LINE Biz Process Manager」の利用権限を持っている必要があります。
※LINE Biz Process Managerとは、予約型広告の案件作成から発注、入稿、レポート配信、請求書発送をワンストップでサポートするシステムのこと。
大きな流れとしては、審査→発注→入稿→配信です。
配信にいたるまでの手続きは、LINE社の対応が必要なので、余裕をもって申請しましょう。

引用:LINE Business Guide 2023年4月~9月期版

まとめ

この記事を通して、Talk Head Viewの基本的な機能から活用法までを一緒に見てきました。
Talk Head Viewは、その独特のフォーマットと豊富な表現力を持ち合わせており、これらを上手に利用することで広告効果を大いに引き上げることが可能です。
広告予算に余裕のある場合は、Talk Head Viewを利用してみるのもよいかもしれません。

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marke@bcj

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