五十君商店様には、ウェブサイト集客および売上拡大のため、2022年よりブルースクレイ・ジャパンへSEOコンサルティングをご依頼いただいております。
今回は、ブルースクレイ・ジャパンに依頼するまでの経緯や、実際のお取り組み内容について、株式会社五十君商店の五十君さまと江目さまにインタビューを実施しました。
インタビュアー:ブルースクレイ・ジャパン ウェブコンサルティング 中山(写真右)・遠山(写真左)
マーケティング 田北
事業内容について
(写真)株式会社五十君商店 五十君 様
改めて貴社のサービスについてお伺いさせてください。
五十君さま:弊社は、時計のメンテナンスに関する国内シェアナンバーワンの会社で、サービスは大きく分けて2つあります。具体的には、一般のお客様向けの時計のメンテナンス事業と、全国の百貨店や家電量販店のショップからご依頼をいただいたり、運営を行ったりするBtoBの事業を展開しています。
さらに、時計メンテナンス用の工具や器具の輸入販売も行っています。国内メーカーの製品も取り扱っており、一般のお客様向けと業者向けの両方で販売しています。時計のメンテナンスに関する総合的なサービスを提供している会社だとお考えいただければと思います。
ブルースクレイ・ジャパンに依頼する前の課題
ブルースクレイ・ジャパンに依頼する前はどのような形でSEOをされていましたか?また当時抱えていた課題を教えてください。
五十君さま:以前お付き合いしていた会社は、SEOをメインサービスとして提供しているというよりも制作会社としての側面が強かったですね。その時のサイトリニューアルが原因で、ECサイトの成果が極端に落ちてしまったのが最大の悩みでした。
また、リニューアル対応いただいた会社でも要因分析ができておらず、なぜ成果が悪化したのか分からない状況でした。速やかにこの状況を改善しなければならないという切迫した状況にありましたね。
田北:当時の五十君商店様のSEO状況を分析した時の感想や印象を教えてください。
遠山:当時、私が分析させていただいて、中山の方からご提案をさせていただきました。
SEOの視点で言うと、非常にやりがいのあるサイトだというのが正直な感想でしたね。
五十君さま:当時は、社内にもSEOに関する知見を持った人材がいなかったんです。そのため、本当に基本的なことから見直す必要がありました。
我々のような規模の会社や業界では、インターネットに関する専門知識を持った人材が社内にいないことも多いんです。そのため、何が問題点かさえ分からないという状況に陥りがちです。
第三者の立場から適切に評価していただけるという点が、ブルースクレイさんの大きな強みだと感じています。特に、年商10億円から20億円規模の企業や業界に対して、しっかりとしたコンサルティングができる会社は貴重です。そういった点で、ブルースクレイは非常に価値のある存在だと感じています。
パートナー選びの基準やブルースクレイ・ジャパンを選んだ理由
(写真)株式会社五十君商店 取締役 江目 様
当時ブルースクレイ・ジャパンに決めていただいた理由を教えてください。
江目さま:リニューアル対応をお願いした制作会社からは、半年待ってほしいと言われたのですが、成果が悪化している状況でそんなに待てないと、3ヵ月頃には新しいパートナー企業を探していました。
3社に提案をしてもらったんですが、その中で圧倒的に御社のプレゼンがすごかったですね。御社の提案内容は本当にグサグサと心に刺さりました。プレゼンの後半は、正直なところ「もうやめてくれ」と思うほど鋭い指摘の連続でした。特に印象的だったのは、60箇所以上もの改善点をピックアップしてくれたことです。その細かさと的確さには本当に驚かされました。
中山:”絶対に改善できるな”と思っていたからこそ、正直にお伝えさせてもらいました(笑)
江目さま:あれで断る勇気はないですよ(笑)圧倒的でした!
田北:もし提案内容以外にも 決め手があればそこもお伺いしたいです。
江目さま:提案内容と実績が大きな決め手でしたね。紹介してもらった際に「1番高いけど1番しっかりやってくれる」と聞いていましたが、まさにその通りでした。私も同僚も「文句なしでブルースクレイ・ジャパンだ」と即決でした。「多少お金がかかっても、ちゃんとしたところに頼むべきだ」と社長にも金額の違いを含めて説明し、理解を示してもらえました。本当に当時は、せっかくリニューアルしたサイトの成果が悪化し、非常に切迫した状況でしたが、御社に依頼してからはあっという間に回復しましたね。
貴社がSEOのパートナー選びで重視していた点はありますか?
五十君さま:プロフェッショナルに頼むわけですから、綺麗事やソフトな提案だけでなく、プロフェッショナルとしての提案を求めていました。ただ、理想論を言うだけでは不十分です。
事業会社側には様々な制約があります。SEOでも広告運用でも、理想と個別の会社の事情をいかに最適化するかが非常に重要です。理想論だけを主張するのではなく、我々の状況を理解した上で、実現可能な提案をしてくれるパートナーである必要があります。
田北:現在の弊社とのお取り組みについてはどう感じていらっしゃいますか?
五十君さま:御社とは我々の状況をよく理解した上で、優先順位や費用対効果を一緒に検討しながら進めることができています。戦略的な部分やコスト面も含めて会話しながら進められるのは、非常にやりやすいと感じています。
田北:理想論だけでなく実践的なアプローチが重要だというお話がありましたが、弊社で特に意識している点や具体的なエピソードがあれば教えてください。
遠山:はい、お客様の目標やご予算といった制約の中で、最大限の成果が出せる戦略をご提案しています。昨年、良い成果を出していると思っていたウェブのチャネルの1つで、実際の売上を見ると予想外に低かったということがありました。単に検索順位やコンバージョン率を上げるだけでは不十分で、お客様の”売上”に貢献できなければ、本当の意味での成功とは言えません。
そこで、実際のデータ共有をお願いし、チャネル別の貢献度分析など、より深い実データの分析を行いました。また、弊社の他部門との連携を強化し、ウェブマーケティングへの総合的なアプローチを取るようにしました。
SEOコンサルティングの成果・運用体制に対する感想
ブルースクレイ・ジャパンと取り組みを開始して成果や運用体制に関する感想を教えてください。
五十君さま:成果については、数字が全てを物語っていると思います。本当にお見事だと感じています。特に今年2月からのブルースクレイさんの動きは実に見事でした。短期間で大きな軌道修正をしていただき、非常に効果的でした。
SEOの成果も、昨年の取り組みが今年になってしっかりと結果として表れています。ウェブサイトとしての基盤がどんどん強くなっていると感じます。
田北:五十君商店様での印象的な成果改善としては、お取り引き開始時は2ぺ―ジ目以降にあった注力キーワードの順位を、運用開始3ヵ月で「2位」まで改善。またサイトの部分リニューアルを実施後には、自然検索経由のコンバージョンを昨対で120%以上増加することができたんですよね。
成果改善を進めるにあたって、五十君商店様にご協力いただいたポイントや、特に助かった点はありますか?
遠山:成果改善にあたって五十君さまには多大なご協力をいただきました。専門性の高い内容のコラムも多い中で、記事の文章確認や写真素材の共有にご協力いただいたり、急なご連絡の場合でも快くお答えいただき、スピーディーに施策を進めることが出来ました。
この密な連携があったからこそ、短期間での成果改善につながったと考えています。
ブルースクレイ・ジャパンとの取り組みの中で印象的だったことはありますか?
五十君さま:御社の印象としては、非常に誠実だと感じています。例えば、来年度の契約について、御社側から「今年と同じ契約でなくて構いませんよ」と仰っていただいたことがとても印象的でした。この2年間で環境面はしっかり整備できたので、来年は異なる形でのパートナーシップを提案してくださいました。これは我々にとってコスト負担の軽減にもつながります。
御社側からそのような提案をいただけるのは、個人的にも非常に印象的で、本当に誠実な会社だと感じました。
今後の取り組みに関して
今後ブルースクレイ・ジャパンと一緒に実施していきたいことについて教えてください。
五十君さま:私たちのECサイトの目標数字を第1フェーズと第2フェーズに分けて設定し、すでに共有させていただいております。この2年間で、御社にはしっかりとした基盤を作っていただきました。来年度のなるべく早い段階でこれらの目標数字を達成したいと考えています。
田北:今後BCJとして、目標達成のためどのように取り組んでいくか考えがあれば教えてください。
遠山:まず、目標数字達成のためにサイトのリニューアルを実施しているので、その施策でサイトの順位を上げる・維持することが重要です。またこの2年間でウェブサイトの土台は整備出来たため、今後はより「コスト効率を高めながら、同時にコンバージョン数・売上を増やす」ことを目指しています。実データとウェブの集計結果を突合して分析を行い、より効率良くコンバージョンを獲得できているものを明らかにしたいと考えています。
ブルースクレイ・ジャパンをおすすめできるポイント
SEOのパートナー企業をご検討されている企業担当者様に、ブルースクレイ・ジャパンをおすすめできる点があれば教えて下さい。
五十君さま:まず、ご相談してみることをおすすめします。
ブルースクレイ・ジャパンは、各企業の現状に合わせた具体的な提案ができる会社だと思います。
また、提案を受ける側のリテラシーに合わせてコミュニケーションを取れる点も魅力です。
詳しい人にはより専門的な内容を、知見が少ない人には基礎から丁寧に説明してくれます。
社内にマーケティングやインターネットビジネスの専門家がいない企業でも、うまくパートナーシップを結べると思います。