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広告運用者がよく利用する競合分析ツールとその分析方法とは!?

2021.11.04 2021.03.08 

広告運用者がよく利用する競合分析ツールとその分析方法とは!?

広告配信をするにも、マーケティングを考えるにも、重要になってくるのが競合の存在。
どのような配信をしていて、どのようなキャンペーンを行っているのか。状況を確認しているだけで、次の施策などを考えていく一つの手になるかと思います。

実際に運用者がよく利用する競合分析ツールをまとめてみました。よかったらみなさまも、分析の一つの手法として利用してみてください。

オークション分析

こちらはGoogleのリスティング配信企業なら利用したことがある方も多いのではないでしょうか?
Googleの管理画面上から見れるレポートとです。同じオークションに参加している他の広告主と掲載結果を比較することができます。

このレポートを見ることで競合の広告配信状況を確認したり、仮説ベースで配信施策を考えてたるすることができます。確認できる内容としては、以下の4つがございます。

インプレッション シェア・・・実際の表示回数を、表示される可能性があった回数の推定値で割った割合
広告の重複率・・・他の広告主が同時にインプレッションを獲得した割合
上位掲載率・・・他の広告主の広告がお客様のものより上位に掲載された割合
ページ上部表示率・・・ページの上部(オーガニック検索結果の上)に掲載された割合

 

私が実際に利用する場合は、どの項目で変化があるのかをもとに、競合の強化している箇所などを推測しそれに合わせた広告配信戦略を練ってまいります。例えば、インプレッションシェアの変化はなく上位掲載率のみ上昇していた場合は、ターゲットを絞った状態で配信を強化していることが考えられます。

Googleトレンド

キーワードやトピックの検索回数トレンドを確認できるWebベースのツールです。スコア化した検索回数の推移グラフと、特定の国・地域での注目度を、最大5つのキーワードまで同時比較できます。検索量が一定量ないと、確認することはできませんが、検索ボリュームの多いKWでの全体的な傾向を見るにはわかりやすく確認することができます。

また、関連するKWなども見ることができますので、ユーザーの検索意図なども推測することが可能です。

一点注意していただきたいとしては、Googleトレンドの調査結果は、Googleの検索回数をもととなっておりますが、検索回数の実数でなく、0〜100の相対的なスコアに変換されています。
100は調査対象のキーワードが最もよく検索されている時点での、データが基準値となります。

 

メディアの露出や、キャンペーン内容によって大きな変動が出ることも多いので、動きが多かった日時に関しては詳しく見るために、詳細に起こったことを確認するときに利用することが多いです。

Simelar Web

普通は見ることが出来ない競合ホームページのアクセス状況がわかるツールです。
イスラエルの企業が開発をし、世界中で広く利用されています。
日本のテレビ視聴率計測において、モニター家庭に計測機器のようなイメージで、ネットワーク上のパケットを見たり、ネットワーク資産から推測して数値を算出しております。
ある程度の誤差を把握したうえで、参考にすることで競合のアクセス状況を確認することができます。

無料版で利用できる範囲に限りはございますが、3か月分のウェブトラフィックデータや指標ごとに5件の結果などを表示することができます。

 

競合と比較し流入元で優れている部分や劣っている箇所を見に行くことで伸ばすべき施策や力を入れるべき施策を見極めていくことができます。配信媒体の選定や、ウェブ全体の施策を見直す際に利用することが多いです。

Facebook広告ライブラリ

Facebook広告ライブラリは、Facebookが広告の透明性を高めるため、Instagramを含む
Facebookのアプリとサービス全体で、掲載されている広告すべてが含まれる検索可能な総合コレクションを提供しています。

広告主名から調べることにより、配信している広告を確認することができます。
また、配信面に関しても買う妊することができたりなど細かい箇所まで確認することができます。
実際に投下しているキャンペーンやクリエイティブも見ることができ、自社との比較もしやすいです。

 

実際に配信するクリエイティブの工夫点を出すことや、競合が配信しているクリエイティブから次の施策考案まで様々な項目で競合の広告配信の考察をすることができます。直近の施策を見ることができるので定期的に確認し、常に新鮮な情報を仕入れております。

おわりに

いかがでしたでしょうか?
ウェブサイトには様々なツールがたくさんあります。競合のアカウントをフォローしベンチマークすることも一つの手です。
自社内の動きとともに競合がどのように動いているのか確認することで今後の施策に活きてくると思います。

是非いろんなツールを使ってみてください!!

BCJ管理人

BCJ管理人

ブルースクレイ・ジャパン(株)サイトの管理人です。 担当業務は全ファネル領域におけるサイト改善コンサルです。

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