2022.02.08 2021.06.01
GDNのアップデートについて
近年注目されている、プライバシー保護を重視し、今後サードパーティCookieのない時代で、
どのようにユーザーにアプローチしていくのか。
このことを踏まえGoogleでは、ディスプレイキャンペーンのアップデートを行い、従来の「標準のディスプレイキャンペーン」と「スマートディスプレイキャンペーン」の統合を行う動きが始まっています。
スマートディスプレイキャンペーン(SDC)のおさらい
スマートディスプレイキャンペーンの大きな特徴として、
・自動入札:指定した目標コンバージョン単価に基づき、できるだけ多くのコンバージョンが得られるよう配信がされます。
・自動ターゲット設定:こちらからターゲティングの指定は行わず、ターゲット設定が自動で最適化され、効果的な広告配信面へ配信がされます。
・広告の自動作成:レスポンシブディスプレイの形式で、広告見出し、説明、ロゴ、画像などのアセットを登録すると、広告枠に合わせサイズやレイアウトが自動で調整されます。
上記のように、手間と時間をかけることなく広告配信ができ、新たなユーザーにアプローチができるかつ、コンバージョンを獲得できる機能となります。
しかし、手間がかからない分、オーディエンスの指定などができない、どのようなユーザーに配信されたか見えない という状態であり、導入に障壁を感じた方々も多いのではないでしょうか。
後述する今回のアップデートでは、そのニーズに応え、さまざまなシグナルを追加できるようになりました。
実際の設定方法
一部のGoogle広告アカウントでは、今回のアップデートにあわせUIが変更されています。管理画面から作成時のみ、今回のアップデートの設定を行うことができます。
それではどのように設定を行うのかを見ていきましょう。
最適化されたターゲティングの設定
従来通り、キャンペーンの目標を選択した後、キャンペーンタイプをディスプレイに設定すると、「標準のディスプレイキャンペーン」と「スマートディスプレイキャンペーン」が「ディスプレイキャンペーン」としてまとまっていることがわかります。
こちらの状態で設定を進め、予算、単価設定などを進めていくと、新しく「最適化されたターゲティングが設定されました」のページに進みます。
「最適化されたターゲティング」がオンになっている場合、スマートディスプレイキャンペーンとしの機能となり、オフの場合は標準のディスプレイキャンペーンとしての機能となります。
※2021年5月時点では、デフォルトでオンとなっています。
この画面で、最適化されたターゲティングをオンにしつつ、オーディエンスリストの追加や、ユーザー属性などを設定することができ、スマートディスプレイキャンペーンで配信しつつも、ある程度コントロールができるようアップデートが行われました。
最後に
これまでスマートディスプレイキャンペーンは、お手軽ではあるもののコントロールできる範囲がかなり狭い状態でしたが、今回のアップデートを踏まえ、今後コントロールできる部分が増えてくると予想されます。
また、公式のヘルプページが立ち上がった後、改めて事例のご紹介ができればと思います。
BCJ管理人
ブルースクレイ・ジャパン(株)サイトの管理人です。 担当業務は全ファネル領域におけるサイト改善コンサルです。
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