Yahooスポンサードサーチ サイトジェネラルタグの実装

サイトジェネラルタグとは?

Yahooスポンサードサーチにおけるコンバージョン計測の補完機能になります
(2018年11月22日にローンチ)

Apple 社の ITP 2.0 の影響により、
従来通りのコンバージョン計測が Safari において行えない状態でしたが、
サイトジェネラルタグを使用することで従来通りの計測を実現するという機能です。

ITP2.0の影響については詳細は以下参照
https://bruceclay.jpn.com/blog/itp20/

YDNは未対応

サイトジェネラルタグはYahooスポンサードサーチのみの機能になります。
Yahooディスプレイアドネットワーク(YDN)は現時点では未対応です(2018年12月時点)。

但し、YDNに関しては、今後対応予定とされていますのでローンチ待ちになります。
また、今回ローンチされた「サイトジェネラルタグ」を実装済みであれば、
YDNのコンバージョン補完機能が提供された際には、
サイトジェネラルタグを再設定する必要がないので、
このタイミングで導入することは二度手間ではないです。

導入方法

設定は簡単です。

「1.自動タグ設定をオン」
「2.サイトジェネラルタグをドメイン内の全ページに実装」

上記2点のみになります。

但し、同一ドメインで複数アカウントにて広告出稿している場合は少々面倒です(後述)。
また、タグマネージャーなどを導入していないと全ページにタグを埋めるので、
サイト管理状況によっては手間ですね。

それでは設定1、2の要点をお伝えします。

1.自動タグ設定をオン

自動タグ設定はアカウント単位の設定になり、Yahoo広告をクリックした際に、
広告URLに「YCLID」パラメータを追加する機能になります。
Google広告の「GCLID」パラメーターと同じような役割ですね。

管理画面にログインして以下手順で設定できます。

1.広告管理ツールの「スポンサードサーチ」タブをクリック
2.「アカウント管理」タブをクリック
3.編集するアカウントの[確認]ボタンを押す
4.「アカウント設定情報」画面が表示されるので[アカウント設定情報を変更]ボタンを押す
5.「自動タグ設定」で「オン」を選択し、[変更内容の確認へ]ボタンを押す
6.「自動タグ設定」が「オン」になっていることを確認し、[決定]ボタンを押す

上記設定が正しく行えていれば、実際に広告をクリックすると
URLの末尾に「yclid=YSS.xxxxxxxxx」というパラメーターが自動付与されます。

2.サイトジェネラルタグをドメイン内の全ページに実装

サイトジェネラルタグ(点線内)
————————————
<script async src=”https://s.yimg.jp/images/listing/tool/cv/ytag.js”></script>
<script>
window.yjDataLayer = window.yjDataLayer || [];
function ytag() { yjDataLayer.push(arguments); }
ytag({“type”:”ycl_cookie”});
</script>
————————————

実装するタグ場所は読み込みが確実に行われるように
HEAD開始タグ直後の設置を推奨しています。

Yahoo!タグマネージャーでタグ管理をしている場合は、
Yahoo!タグマネージャーの「スマートカスタムタグ」を利用して実装することも可能です
https://support-marketing.yahoo.co.jp/promotionalads/tool/articledetail?lan=ja&aid=10544
(Yahoo!プロモーション広告ヘルプ スマートカスタムタグを利用する)

注意事項

上記手順が最もスタンダードな導入手順になります。
但し、クロスドメイン設定(広告リンク先からコンバージョンページまでのURLが異なる場合)、
同一ドメインの複数アカウント配信、サードパーティーのトラッキングツールなどを
使用している場合はいくつか注意が必要です。

1.サイトトラッキング環境

一部のウェブサイトでは任意のURLパラメータが許可されないため、
自動タグ設定が「オン」の場合、エラーになる可能性があります。
ウェブサイトの管理者にお問い合わせいただくか、
自動タグ設定が「オン」の状態で広告をクリックし、
動作を確認いただくことをおすすめいたします。

また、他社のトラッキングツールを利用してトラッキングURLを設定している場合、
「YCLID」パラメータを引き継ぐ必要があります。
詳細については、ツールの提供元にご確認ください。

2.クロスドメイン環境

広告のリンク先(広告をクリックした遷移URL)と
サンクスページ(コンバージョン計測ページ)のドメインが異なる場合、
「コンバージョンタグを設置しているページと同一ドメインのページ」に
「サイトジェネラルタグ」を設置する必要があります。
この場合、広告をクリックした遷移URLには設置不要です。

3.複数アカウント管理

広告のリンク先(広告をクリックした遷移URL)と
サンクスページ(コンバージョン計測ページ)のドメインが異なる場合、
「コンバージョンタグを設置しているページと同一ドメインのページ」に
「サイトジェネラルタグ」を設置する必要があります。
この場合、広告をクリックした遷移URLには設置不要です。

 

1.URLにアカウント判別パラメータをつける

「インターネットユーザーが最初に遷移するURL」に
アカウント判別用のパラメータを設定します。
複数のアカウントで同一ドメインの広告を作成している場合、
どのアカウントの広告からの流入かを判別するための設定です。

例)複数アカウント(A、B、C)がある場合

A:https://xxx.co.jp?prefix=a
B:https://xxx.co.jp?prefix=b
C:https://xxx.co.jp?prefix=c

パラメーターの文字列は「key」「value」ともに任意です。
(上記例の「prefix」「a b c」に該当する部分)

・アカウント内のすべての「インターネットユーザーが最初に遷移するURL 」に指定
・下位階層でも同じ項目を指定している場合は、下位階層のURLが優先されますので注意
・他社のトラッキングツールを利用してトラッキングURLを設定している場合、
アカウント判別パラメータが引き継がれるかについては、ツールの提供元に確認。
・広告の最終リンク先URLを編集した場合、実績がリセットされますので注意。

 

2.サイトジェネラルタグを編集しドメイン内の全ページに実装する

以下の編集した「サイトジェネラルタグ」をドメイン内の全ページに実装してください。
編集箇所には手順1で設定した値に置き換えます。

<script async src=”https://s.yimg.jp/images/listing/tool/cv/ytag.js”></script>
<script>
var ycl_prefix = location.href.indexOf(‘prefix=a’) > -1 ? ‘a’ :
location.href.indexOf(‘prefix=b’) > -1 ? ‘b’ : ‘c’;
window.yjDataLayer = window.yjDataLayer || [];
function ytag() { yjDataLayer.push(arguments); }
ytag({“type”:”ycl_cookie”, “config”:{“ycl_cookie_prefix”:ycl_prefix}});
</script>

 

3.コンバージョンタグを編集し実装する

設置されている各アカウントのコンバージョンタグをすべて編集します。
複数のアカウント(A,B,C)がある場合、青字部分をA,B,C,それぞれの値に編集します。

最後に

ITP 問題は多くのベンダーの課題でした。

今回のYahoo社の取り組みとしては、Yahooスポンサードサーチのみになりますが、
広告計測を意図通りに行い、コンバージョンデータを媒体に
記録させることで流入最適化が加速します。

今回の設定は必須対応と言ってもいいでしょう。

設定手順はサイト構成、条件により分岐しますが、お早目の導入をお勧すします。

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