Web広告担当の方ならこんなお悩みありませんか？

• Facebook広告を始めたいけどどうすれば上手くいくか分からない
• 既にFacebook広告やっているけど、どう改善していけばいいか分からない
• もっとFacebook広告の成果を上げたい！

今回はFacebook広告の成功事例を元に、成果のでる配信テクニックをご紹介します。

このページを読めば、Facebook広告のターゲティングやクリエイティブのお悩みを解決できます！

事例① キャンペーン目的別成果比較

キャンペーン目的を変更することで広告のフォーマットを変更することができます。

今回は広告のリンク先をランディングページとした「コンバージョン獲得目的」の配信と「リード獲得目的」を比較しています。

※リード獲得広告の詳細に関してはこちらを参照ください。

配信目的	表示回数	クリック数	ご利用金額	CV数	CVR	CPA
コンバージョン	99,895	622	¥586,708	41	6.59%	¥14,310
リード	244,860	1,000	¥596,233	123	12.30%	¥4,847

リード獲得広告目的は、サイトに遷移させることなく、SNS上で完結するためユーザーの手間が軽減されCVRが高くなる傾向にあります。コンバージョン目的と比較してリード獲得の方がCVRが高く、CV数が多くなっています。

しかし、リードの質に関してはリード獲得広告の方が悪くなる可能性があります。

そのため、「フォームの項目数の調整」や「クリエイティブの変更」を行うことで獲得効率やリードの質改善を行い、成約に繋がりやすいユーザーの獲得を目指しましょう。

◎Point！

まずは「リードを獲得すること」が目的の場合はリード獲得広告を活用しましょう

事例② 配信ターゲティング別成果比較

Facebook広告は様々なターゲティングを用いて広告配信を行うことができます。

今回は2つのケースを例に、どの業種でどのようなターゲティングが有効かをご紹介します。

※ターゲティングの詳細に関してはこちらを参照ください。

ケースA 人材派遣会社

業種：人材派遣会社

活用ターゲティング：リマーケティング&インタレスト&類似ターゲティング

ターゲティング	クリック数	クリック率	CPC	CV	CVR	CPA
リマーケティング	333	1.76%	¥390	35	10.51%	¥6,104
インタレスト	2,853	0.83%	¥240	109	3.82%	¥7,832
類似ターゲティング	271	0.45%	¥711	6	2.21%	¥33,529

インタレストの配信がリマーケティングと同水準のCPAでCVを獲得できています。各ターゲティングのCPAを比較すると、

インタレストの項目を精査して、ユーザーの興味を引くようなクリエイティブで広告を配信することで他のターゲティングと比較しても獲得効率良く配信することができます。

◎Point！

自社商材にマッチしたインタレストの項目を選択して、検証することが大事です

ケースB toB向けサービス

業種：福利厚生サービス

活用ターゲティング：リマーケティング&類似ターゲティング&ブロード

ターゲティング	クリック数	クリック率	CPC	CV	CVR	CPA
リマーケティング	1,261	0.68%	¥709	20	1.59%	¥49,846
類似ターゲティング	15,568	0.67%	¥573	177	1.14%	¥56,773
ブロード	22,784	0.52%	¥273	137	0.60%	¥47,646

類似ターゲティングやブロードの配信にて、リマーケティングと同水準のCPAでCVを獲得できています。toB商材のFacebook広告の配信事例です。

Facebook広告の配信金額が多い時は、ブロード配信を行いクリエイティブで勝負することも効果的な配信手法です。

◎Point！

「まずはリマーケティング」で配信するのではなく、

様々なターゲティングを試して検証することが大事です

事例③ クリエイティブ別成果比較

業種：広告代理店

活用ターゲティング：類似ターゲティング

クリエイティブ

悩む男性	ガチャ風	資料表紙	資料中身

クリエイティブ別の成果比較です。

指標	悩む男性	ガチャ風	資料表紙	資料中身
広告ご予算	¥60,000	¥45,000	¥48,000	¥53,000
CV	15	15	12	65
CPA	¥4,000	¥3,000	¥4,000	¥800

「資料中身」のクリエイティブが一番低いCPAでCVを獲得できています。

「資料表紙」と「資料中身」は同じ内容を訴求していますが、バナーのデザインを変えることでCPAが1/5になっています。

一定期間クリエイティブを配信してみて成果が悪くても、見せ方を変えるだけで大きな成果改善につながるかもしれません。

Facebook広告は一定以上のデータが溜まったら、頻度高くクリエイティブのPDCAを回した方が良いと言われています。

しかし、ある程度広告を配信していると”新しいクリエイティブ案が出てこない”という悩みが出てくると思います。

そんな時は広告ライブラリを活用してみてください。

広告ライブラリとはMeta社が提供しているツールで、Facebook広告で配信されているすべてのクリエイティブを確認することができます。

競合が配信しているクリエイティブを確認できるので、新しいクリエイティブ案の参考にしてみましょう。

※配信が終わっている広告は見ることができなくなるため注意が必要です。

◎Point！

クリエイティブのPDCAを回し、成果の良い訴求&デザインを見つけましょう

事例④ 配信面別成果比較

Facebook広告の配信面は以下の4つに分類できます。

• Facebook
• Instagram
• Messenger
• Audience Network

Meta社は全ての配信面に自動配信することを推奨されておりますが

商材によっては配信面の精査を行うことで効率よく広告の配信を行うことができます。

業種：クラウドサービス事業

活用ターゲティング：インタレスト&リマーケティング

配信面	表示回数	クリック数	クリック率	CPC
Facebook	107,517	907	0.84%	¥890
Instagram	14,801	42	0.28%	¥1,619
Messenger	383	0	0.00%	¥0
Audience Network	437	7	1.60%	¥74

上の表をみると、InstagramのCPCが高い傾向にあることがわかります。※現在、配信面別でのCV数は見られなくなっています。

Instagramの配信を停止したことで全体のCPCが改善し、結果的にCPAの改善に繋がりました。

◎Point！

配信面ごとの成果も確認して精査しましょう

事例⑤ mCV設定有無の成果比較

mCVとは、流入からCVに至るまでの流れの中で、CVの手前のアクションを中間のCVとして定義したものです。

例）「フォーム到達」「注文ボタンクリック」など

Facebook広告では、「1広告セットの中で1週間当たり50CV以上」獲得できるアカウント構成が推奨とされています。

しかし、実際のCVでは上記のCV数を獲得することは難しいこともあるのではないでしょうか？

そんな時にmCVを設定することで、推奨の数値に近しいアカウント構造にすることができます。

業種：ハウスメーカー

活用ターゲティング：リマーケティング&インタレスト

設定前後	クリック数	CV	CVR	CPA
設定前	1,760	65	3.67%	¥8,247
設定後	2,257	192	8.51%	¥3,122

来場予約からフォーム到達(mCV)へ最適化対象を変更した前後の成果比較です。

もともとCV数は少なくないものの、mCVを設定したことで機械学習がより効果的に働き

CVRが改善したと考えられます。

あまりCV数が多くないアカウントの場合は、積極的にmCVを活用してみるとよいでしょう。

※mCVの他事例はこちらを参考にしてください。

◎Point！

1週間当たりのCV数が少ない場合は、mCVを設定しましょう

最後に

Facebook広告は様々な設定方法があるため、成果に応じて細かくメンテナンスをすることで成果改善に繋がります。

どのようにすればCPAが改善するか、質の良いリードが獲得できるか、お悩みの方は是非弊社へご相談ください。