2023.01.08 2022.12.10
2022年11月のWEB広告業界トピックスです。今回も広告媒体であったアップデートを紹介しますので、内容を押さえて広告運用に活用してみてください!
【Google広告】
類似オーディエンスセグメントの生成停止を発表 2022年11月4日
2023年5月1日よりGoogle広告での類似オーディエンスセグメントの生成を停止、2023年8月1日よりすべての広告グループとキャンペーンから類似オーディエンスセグメントを削除すると発表。
アップデート内容
サードパーティCookieの廃止に伴い、より強力で耐久性のある自動化されたソリューションに徐々に移行し、プライバシーに対する人々の期待に応えられるようにすると発表。また、以下のソリューションを類似オーディエンスセグメントの代替機能として示しています。
①最適化されたターゲティング
最適化されたターゲティングを使用すると、サードパーティCookieに依存することなく、キャンペーンの目標に基づいて、コンバージョンに至る可能性が高い新規ユーザーにリーチでき、これまで逃していた可能性のあるオーディエンス セグメントを取り込んでキャンペーンの成果を高めることが可能です。最適化されたターゲティングのパフォーマンスを確認するには、設定を確認したいキャンペーンのオーディエンスより、オーディエンスセグメントの表内の「合計: ターゲティングの拡大と最適化されたターゲティング」にて確認可能です。
②オーディエンス拡張
オーディエンス拡張機能を使用すると、キャンペーンの目標に基づいて、より多くのユーザーに効率よくリーチ可能。リーチが自動的に拡大されるので、Google 広告でのマーケティング目標の達成がさらに促進されます。
YouTubeのターゲットフリークエンシー機能を発表 2022年11月10日
YouTubeのフリークエンシー管理機能の強化広告主は視聴者に適切な広告体験を提供しながら、より正確なリーチとフリークエンシーに向けて最適化することができます。広告主は週4回までのフリークエンシー目標を設定することができ、Googleのシステムは希望するフリークエンシーで最大のユニークリーチに向けて最適化されます。
詳細
広告主は視聴者に適切な広告体験を提供しながら、より正確なリーチとフリークエンシーに向けて最適化することができます。広告主は週4回までのフリークエンシー目標を設定することができ、Googleのシステムは希望するフリークエンシーで最大のユニークリーチに向けて最適化されます。
今回のターゲットフリークエンシーはYou Tubeのみの機能で、ディスプレイ&ビデオ360向けは今後対応予定となっています。
ターゲットフリークエンシーキャンペーンでは、下記4つの広告フォーマットがサポートされています。
- バンパー広告
- スキップ可能な広告
- バンパー + スキップ可能な広告
- スキップ不可の広告
【YDA】
ディスプレイ広告(運用型)/スマートフォン版ブランドパネル枠、およびプライムカバー枠に配信されるキャンペーン目的を追加 2022年11月10日
現在、ディスプレイ広告(運用型)では、スマートフォン版Yahoo! JAPAN ブランドパネル枠およびYahoo!ニュース プライムカバー枠に配信される広告のキャンペーン目的は「ブランド認知」のみですが、配信開始日以降はキャンペーン目的「コンバージョン」「アプリ訴求」「サイト誘導」「動画再生」「PayPayギフト」の広告も配信されます。
詳細
キャンペーン目的 |
・ブランド認知(現在も配信可能) |
広告タイプ |
バナー(画像)/バナー(動画) |
広告仕様 |
アスペクト比は「16:9」 |
推奨入札価格 |
キャンペーン目的や掲載枠によって推奨入札価格が異なります。詳しくは下記の「推奨入札価格」をご確認ください。 |
掲載制限 |
一部の業種やカテゴリーは、スマートフォン版ブランドパネル枠およびプライムカバー枠で広告を配信できません。 |
プレイスメントターゲティングで以下のURLを指定すると、スマートフォン版ブランドパネル枠、またはプライムカバー枠のみを指定した配信(または配信除外)が可能になります。
スマートフォン版ブランドパネル枠: m.yahoo.co.jp/bp
プライムカバー枠: news.yahoo.co.jp/prc
広告データ利用基準変更のお知らせ(2023年2月13日適用開始) 2022年11月10日
Yahoo! JAPAN広告データ利用基準が変更されます。
詳細
1. 適用開始日(予定)
2023年2月13日(月)※日程は変更になる場合があります。
2. 変更内容
│2-1. 未成年者への保護対応
│2-2.透明化法対応
■変更による影響
18歳未満のユーザーに対する年齢ターゲティングおよび興味関⼼に基づいた⾏動ターゲティングが⾏えなくなり、18歳未満のユーザーに対する年齢ターゲティングおよび興味関心に基づいた行動ターゲティングは実施できなくなります。
【Meta】
コマースマネージャでカタログレベルのマッチレートを表示 2022年11月初旬
Metaにてコマースマネージャに表示される指標がアップデートされました。(2022年10月24日までに100%展開完了済み)
対象のイベントソース及び、表示中の特定カタログに関するカタログマッチレートが確認できるようになりました。
詳細
以前は選択されたイベントソース(MetaピクセルまたはアプリSDK)にリンクされたすべてのカタログで集計されたマッチレートが表示されていましたが、現在は表示中のカタログのみのマッチレートが表示されるようになっています。
このマッチレートが高いとイベントシグナルが効果的に活用されてMetaのプラットフォームで広告のパーソナライズが効果的に行われるようになるので、オーディエンスサイズの拡大のほか、獲得単価や広告費用対効果といった広告のパフォーマンス向上を見込むことが出来ます。
リンクしているカタログのカタログレベルのマッチレートを確認するには
[コマースマネージャー]>[カタログ]>[イベント]から確認してください。
Instagramプロフィールフィード広告の開始 2022年10月より順次
MetaからInstagramプロフィールフィード広告の展開開始を発表されました。
プロフィールフィード広告は、ビジネスがストーリーを伝え、顧客とつながることができる新たな方法としています。
詳細
2022年12月中旬までにすべての広告主がこの配置を利用できるようになる予定です。この新しい広告配置では広告主は既存のフィードアセットを使いながら、Instagramのメインフィードと同様のパーソナライズされた広告体験をユーザーに提供し、新しいオーディエンスへのリーチを簡単に拡大する機会が得られます。この配置はリード獲得、カタログ販売、イベント参加目的以外の広告で使用できます。
注意事項
Instagramプロフィールフィード広告が利用可能になると「手動配置」で新しく作成したキャンペーンではこの配置が自動的にオン設定になっています。現時点ではInstagramプロフィールフィードはAdvantage+ 配置の対象外ですが、プロフィールフィードへの広告配信を希望しない場合は、「手動配置」の設定でこの配置の選択を解除してください。
【Pinterest】
Shopify および Google タグマネージャーと統合されたPinterestコンバージョンAPIの提供開始 2022年10月24日
Pinterestは、2022年10月24日に、ShopifyおよびGoogleタグマネージャ―と統合された
新しいコンバージョンAPIの提供開始を発表しました。
詳細
Pinterest ショッピング API に続き、Pinterest コンバージョン API は、Pinterest API および
Pinterest の一連の計測ソリューションの利用形態としては最新のものです。
日本を含む世界中の広告主が下記の方法によって導入可能です。
実装について
・直接実装…広告主側で自由にコントロール可能
・パートナー経由での実装…サードパーティを通じてコンバージョン API を簡単に生成可能です。
└Shopify: Pinterest チャンネルを通してすべての Pinterest マーチャントが対象です。
└Google タグマネージャー:すでに GTM サーバーサイドと連携している必要あります。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか?ぜひ最新の情報を活用して自社の広告パフォーマンス向上にお役立てください!
Web広告コンサルティングチーム
メディアコンサルタント。主にデジタル広告コンサルティング担当。 詳細な分析から成果改善までをコミット!
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