2023.03.22 2023.03.23
2023年2月のWEB広告業界トピックスです。
広告媒体であったアップデートを紹介しますので、広告運用に活用してみてください!
目次
【Google広告】
アカウント単位の除外キーワードが設定可能に 2023年1月28日
アップデート内容
Google広告において、アカウント単位で除外キーワードが設定できるようになりました。
詳細
①本アップデートが実施されるまでは、キャンペーン以下の単位で個別にキーワードを除外するか、キャンペーンへ除外キーワードリストを紐づけるという運用が必要でした。今回のアップデートでアカウント単位の除外キーワードが設定できるようになり、除外キーワードの管理が容易になりました。
②P-MAXキャンペーンでは、除外キーワードを行う際にはGoogleの担当者に代行してもらう必要がありました。今回のアップデートにより依頼を行う必要がなくなり、広告管理画面で除外キーワードを管理することが可能になっています。
【Yahoo!広告】
推定コンバージョンの導入 2023年1月30日
アップデート内容
さまざまな規制により測定が不可能であったコンバージョンを推定し、広告配信やパフォーマンスレポートに利用可能になりました。
詳細
①プライバシー保護規制などにより測定できていなかったコンバージョンデータが可視化されるため、より正確な広告評価が可能になります。
②コンバージョンデータの増加により、広告配信や広告効果の最適化向上が期待できます。
想定される影響
コンバージョン数の増加、コンバージョン単価の低下により、広告の配信量が増大するなど各種数値が変動する可能性があります。
注意点
・推定コンバージョンは数日遅れで反映
・削除されたコンバージョンタグにも、削除後数日は推定コンバージョンが計上される可能性がある
・検索広告は適用外
動画視聴経由コンバージョンを広告品質に活用するアップデート 2023年1月
アップデート内容
ディスプレイ広告(運用型)の動画視聴経由のコンバージョンを、自動入札や広告の品質などに活用するよう変更されました。
詳細
自動入札の最適化に動画視聴経由のコンバージョンも利用されることで、コンバージョン率の増加などが想定されます。
注意点
・コンバージョン設定を新規作成する際に、「計測期間(動画視聴)」項目における初期設定値が1日から3日に変更
・仕様が変更される2月27日は「推定コンバージョンの導入」も同時に行われるため、広告の配信傾向が大きく変動する可能性が高い
オーディエンスターゲティングの刷新 2023年2月6日
アップデート内容
「オーディエンスカテゴリーターゲティング」および「サーチキーワードターゲティング」が「オーディエンスリストターゲティング」に集約されました。
詳細
今までオーディエンスカテゴリーとオーディエンスリストを組み合わせて配信する場合、AND条件となっていました。本リリースにより「オーディエンスリスト(興味関心)(購買意向)(属性・ライフイベント)」と、既存の「オーディエンスリスト」をOR結合して一つの広告グループで配信可能になります。
注意点
・引き続き「AND」条件をご利用したい場合、「オーディエンスリスト」AND「オーディエンスカテゴリー」のターゲティング設定はできなくなるが、既存の「オーディエンスリスト」 AND今回のリリース「オーディエンスリスト(興味関心)(購買意向)(属性・ライフイベント)」というオーディエンスリスト(組み合わせ)を作ることで実現可能
【LINE広告】
広告審査体制の強化、それによる審査時間の短縮
アップデート内容
広告審査のシステム・体制が強化されました。
これにより、配信される広告の品質を担保しつつ、一部の広告において審査時間が短縮される見込みです。
注意点
・入稿内容によって審査の所要時間が異なります。配信開始までに最大で5営業日かかる場合がある
新たに出稿可能な業種・サービスの追加
アップデート内容
LINE広告で出稿できる業種・サービスが新たに追加されました。
出稿可能な業種の拡大により、これまで出稿できなかった一部の業種・サービスで広告出稿することが可能になりました。
追加された業種・サービスは以下のとおりです。
質屋
クラウドファンディング(投資型、寄付型)
暗号資産交換業
政党
募金、寄付金の募集
あん摩マッサージ指圧、はり、きゅう、柔道整復
治験者の募集
身体機能検査関連キット
探偵業
占い
開運・魔よけなどの商品、サービス
生体販売(ペットなど)
各種金融商品(先物・オプション取引など)
貸金業・カードローン(個人向け無担保無保証貸付)
引用:LINE公式
広告アカウントカテゴリーの新設
アップデート内容
広告アカウント審査の項目に「広告アカウントカテゴリー」が新設されました。
これにより、広告アカウント作成時の商材情報に関する入力項目の「商材正式名称」「商材URL」がなくなり、新たに広告アカウントカテゴリーで広告配信する商材に適したカテゴリーを選択する必要があります。
詳細
アップデート以前では、それぞれの商材で商材情報が異なるため、広告アカウントが複数必要でした。
アップデート後は、右記の図のようにLINEジュースとLINEお茶は、広告アカウントカテゴリーが「飲料」に分類されるため、一つの広告アカウントで運用可能です。
携帯キャリアターゲティングの追加 2023年2月10日
アップデート内容
詳細ターゲティングの”属性”>”携帯キャリア”の各セグメントが追加リリースされました。
対象キャリア
NTTドコモ
au
Softbank
【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
特にGoogle広告で、アカウント単位のキーワード除外が可能になったことは嬉しい方も多いのではないでしょうか!
P-MAXキャンペーンのとき不便に感じていた方も多いはず…
アップデート情報が毎月溢れていますが、しっかりキャッチアップして広告パフォーマンス向上に役立てていきましょう!
Web広告コンサルティングチーム
メディアコンサルタント。主にデジタル広告コンサルティング担当。 詳細な分析から成果改善までをコミット!
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