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【2022年度版】GDNの広告・ターゲティング一覧

2022.01.25 2024.03.22

【2022年度版】GDNの広告・ターゲティング一覧

GDNはグーグルディスプレイネットワークの略で、Google広告のキャンペーンタイプのひとつです。

GDNを始めてみたいけれど、どんなターゲティングを選べばいいのかわからない。広告の種類もたくさんあって迷ってしまう。こんなお悩みをお持ちではないでしょうか?

この記事では、最新のGDNの広告とターゲティングの種類について最新情報をご紹介します。

これからGDNを始めようと考えている方はぜひ参考にしてください。

広告の種類

広告の種類は大きく分けると4つあります。

  • レスポンシブディスプレイ広告
  • イメージ広告
  • テキスト広告
  • 動画広告

それぞれの広告タイプについて解説していきます。

レスポンシブディスプレイ広告(RDA)

テキストと画像を組み合わせた広告です。

responsive display adの略でRDAと呼ばれることが一般的です。

複数のテキスト、画像、動画をアップロードすると、Googleの機械学習モデルによって自動的に最適な組み合わせの広告が作成されます。

RDA
2022年1月現在、最も主要な広告タイプとなっていて、Google広告の管理画面からはレスポンシブディスプレイ広告しか作成することができなくなっています。

テキストや画像の素材を登録すれば、自動で効果の高い組み合わせの広告を作成してくれるため、成果の面でも作業工数の面でもメリットが大きい広告タイプです。

イメージ広告

画像のみの広告です。

画像内にテキストを入れることも可能です。
イメージ
静止画だけではなく、アニメーション画像を使用することもできます。

カスタマイズ性が高くビジュアル的にもリッチな広告が作成可能です。

ユーザーの目に止まりやすく、狙った訴求をより確実に伝えやすい広告タイプです。

現在では、Google広告エディタからのみ入稿が可能です。

テキスト広告

テキストのみで構成された広告です。

検索広告で使用する拡張テキスト広告と同じ広告タイプです。

テキスト
昔からある広告タイプですが、レスポンシブディスプレイ広告の登場により役割が重複するため、使用機会がほとんどなくなってしまいました。

(レスポンシブディスプレイ広告の組み合わせの一つにテキストのみがあります)

現在では、Google広告エディタからのみ入稿が可能ですが、2022年6月30日より新規の作成や編集が不可能となります。

動画広告

YouTubeにアップロードした動画を広告に使用することができます。

動画
スキップ不可なインストリーム広告や、スキップ可能なインストリーム広告、バンパー広告など様々な広告タイプが存在します。

これらを総称してYouTube広告と呼びますが、レスポンシブディスプレイ広告でも動画を使用することができます。

他の広告タイプと比べて、多くの情報をユーザーに届けることができます。

ターゲティングの種類

ターゲティングは大きく分けると、オーディエンスとコンテンツの2種類があります。

まずはオーディエンスから紹介します。

データセグメント(リマーケティング)

一度自社サイトに訪問したことのあるユーザーに対して広告を配信することができます。

ターゲットは、「一度自社サイトに訪問したことのあるユーザー」です。

一度サイトに訪問している為、興味を持っている可能性が高く、CV獲得に繋がりやすい配信手法といえます。

また、単にサイトを訪問したユーザーでなく、特定のページを訪問したユーザーや訪問してからの経過日数など柔軟にセグメントを切ることが可能です。

しかし近年ではプライバシーの観点から、ITPなどのトラッキング規制強化の動きがが活発化しており、徐々に配信が難しくなってきています。

類似ユーザー

既存のリマーケティングリストのユーザーと同じ特徴を持つユーザーに広告を配信することができます。

特定のページを訪問したユーザーや、CVしたユーザーなど、類似の元となるリストをどのように設定するかが重要です。

インタレストカテゴリ

ユーザーの興味関心、ニーズ、行動パターンに基づいた配信手法です。

例えば、「買い物好き」「旅行好き」などがあります。

リーチを目的とした配信から、獲得を狙った配信まで幅広い戦略で活用できます。

ライフイベント

引っ越し、結婚など人生の節目を迎えているユーザーに対して広告を配信することができます。

ライフイベントは頻繁に起きるものではないため、アプローチできるユーザーはインタレストカテゴリと比較すると少なくなります。

デモグラ

年齢や性別、子供の有無、世帯年収を区切って広告を配信することができます。

詳しいユーザー属性

配偶者の有無や、住宅の所有状況を選択して広告を配信することができます。

カスタムセグメント

キーワードやURLを入力し、それらに興味関心のあるユーザー(URLであれば似たサイトを訪れているユーザー)に対し広告を配信することができます。

カスタムセグメント(検索語句)

キーワードを登録すると、Google でこれらのいずれかのキーワードを検索したユーザーに広告を配信することができます。

通常のディスプレイ配信では使用できず、YouTube広告、ファインド広告で使用することができます。次にコンテンツを紹介します。

トピック

特定のトピックに関連するウェブページやアプリ、動画に広告を配信することができます。

スポーツやショッピング、ニュース、ビジネス、健康など様々なトピックが設定できます。

プレースメント

手動で広告を配信したいプレースメント(ウェブサイトの特定のページ)を指定することができます。

ウェブサイトはもちろん、特定の動画やチャンネル、アプリ、アプリのカテゴリを指定することが可能です。

キーワード

登録したキーワードに関連するウェブページに広告を配信することができます。

まとめ

いかがでしたか。特にターゲティングは洗い出してみると随分とたくさんありますね。

実際はさらに細かくターゲティングすることも可能なので、適切な設定はなんだろう?と考え出すときりがなくなってしまいます。

細かい設定も大事ですが、なにより適切なユーザーに適切な広告メッセージを届けることができなければ成果に結びつけることは難しいでしょう。

まずはしっかりと配信の目的やペルソナを明確にしたうえで、どんな広告の内容や配信手法が適切かを吟味できると良いですね。

また、筆者の経験ではこれは絶対成果出るぞ!と思ったターゲティングではうまくいかず、認知を目的としていた配信のほうが獲得成果につながったというケースもありました。

実際に手を動かしながらいろいろと試行錯誤して行くことが成果を出す近道かもしれません。

今回のまとめが、GDNを始める際の参考になれば幸いです。

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mc@bcj

mc@bcj

メディアコンサルタント 主にデジタル広告コンサルティング担当 詳細な分析から成果改善までをコミット!

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