• 組織内の他のユーザーと協力してアカウントを管理したい！
• 代理店に閲覧権限を紐づけたい！
• 支払方法管理できる人が別部署にいる！

今回はGoogleアカウントを複数ユーザーに紐づける方法とその権限の種類をご紹介します。

アクセス権とは

Google 広告 アカウントへのアクセス権を共有することで、組織内の他のユーザーと協力して同一のアカウントを管理できます。アクセス権を付与したあとで、いつでも編集・削除できます。

また、ユーザーごとに異なるアクセス権を付与して、ユーザーが操作できる機能を選ぶことができます。

アクセス権の種類

管理者権限

全ての権限をもっており、広告の編集作業ができるだけでなく、アカウントに紐づいている支払い方法の変更やアカウントへのアクセス権限まで編集が可能です。

誤った操作をしてしまうと広告の配信に大きく影響してしまうので、管理者権限の付与は慎重に判断しましょう。決済関連の情報にもアクセスできてしまうので、社外の人へ権限を渡す必要がある場合は、一度社内の確認をすると良いでしょう。

標準権限

広告アカウントの広告を追加・編集・削除できます。権限を付与する相手に修正作業や追加作業を依頼する際はこの権限を付与します。

そうでない場合は、誤った操作などによる広告配信の影響を回避するためにも、読み取り専用の権限がよいでしょう。

読み取り専用

広告アカウントを閲覧できる権限です。配信中の広告の内容やパフォーマンス状況などを確認できます。

お支払いとご請求

支払い情報を確認できたり、支払方法の編集ができたりする権限です。その他の権限にはアクセスできないので、支払い関係の手続きのみを依頼したい場合のみこちらの権限にしましょう。

メール専用

メールの通知が届く権限です。メール通知に関しては、以下の4つから複数選択式で選ぶことができます。

• 不承認広告とポリシーに関するアラート
• キャンペーンのメンテナンスに関するアラート
• キャンペーンの掲載結果を向上させるためのアイデア
• 業種別ニュースレターと商品評価に関する最適化案

アクセス権を付与するのに必要なもの

招待したユーザーが AdWords アカウントにアクセスするには、Google アカウントが必要になります。（保有していない場合は Google アカウントを作成していただく必要があります）

アクセス権を付与する方法

1. Googleアカウントを開く
2. ツール設定のアクセスとセキュリティを開く
   
3. 「セキュリティ」タブを選択肢、アカウントのドメインの他に「gmail.com」
   （その他紐づけるメールアドレスが他にあった場合は、そちらも追加）
   
4. 「ユーザー」タブを開く→「+」をクリック
   
5. 閲覧権限を紐づけるアドレスを入力（必要な権限を選択）
   
6. 「招待状を送信」をクリック
7. 指定したメールアドレスに対して確認メールがとどくので承認する
8. ユーザー一覧に追加したメールアドレスが、設定したアクセス権限で追加されたら完了
   

最後に

Google広告のアクセス権限の付与方法と権限の種類についてお判りいただけましたでしょうか？

手順としては下記の4STEPです！

1. 付与するユーザーの権限を決める
2. 付与する相手のメールアドレスを用意
3. 上記手順によりアクセス権限を付与
4. 相手に連絡し承認対応する

権限の種類によって操作ができる範囲や閲覧できる項目が大きく変わるので、付与するユーザーに合わせて使い分けましょう！