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インフィード広告とは?特徴や運用のポイントを詳しく解説

2023.06.07 2023.06.14

インフィード広告とは?特徴や運用のポイントを詳しく解説

 インフィード広告とは


インフィード広告とは、SNSやウェブサイトなどでコンテンツ(フィード)に馴染むように表示されている広告のことです。

インフィード広告とディスプレイ広告の違い

インフィード広告はコンテンツの間(フィード内)に広告が表示されるのに対し、ディスプレイ広告はフィード内だけでなく、サイト上部などの様々な場所に表示される広告を指します。

インフィード広告のメリット

インフィード広告はコンテンツに溶け込みやすいという特徴があることから、さまざまなメリットがあります。

広告へのストレスが少ない

インフィード広告は、コンテンツに溶け込むという特徴から広告感が薄くなりやすいです。そのため、ユーザーに広告に対してのストレスを与えることなく自然な訴求ができる広告となっています。

ユーザーにクリックされやすい

コンテンツに溶け込むという特徴から、広告としてではなくコンテンツの1つとしてユーザーから見られやすいため、抵抗感なくクリックしてもらいやすい広告となっています。

潜在層・準顕在層にアプローチできる

先述したとおり、コンテンツかのように訴求できるので、クリエイティブによっては宣伝したいサービスへの関心が薄い層にも訴求できる広告となっています。

インフィード広告のデメリット

インフィード広告を運用する際のデメリットについてもご紹介します。

クリエイティブの質によっては、ユーザーを不快にさせてしまう

インフィード広告は通常のコンテンツと同じように表示されるため、遷移先の内容がユーザーの求める内容と違った場合、不快感をあたえてしまう恐れがあります。

詳しくは「インフィード広告と親和性の高いLP(ランディングページ)の特徴」にて後述していますが、インフィード広告のためのLPを作成するなどしてLPとの親和性を高め、ユーザーに興味を持ってもらえるように工夫する必要があります。

想定していなかったユーザーがクリックしてしまう可能性がある

インフィード広告は広告感が薄いため、商材に興味のない層がクリックしてしまう可能性があります。

コンバージョンにつながらないユーザーの流入は余計な費用がかかってしまいますので、クリエイティブのタイトルや画像などの表現を工夫して対策しましょう。

インフィード広告で成果を出すために知っておくべきこと

インフィード広告で成果を出すうえで意識すべきことがあります。

こちらでは、「扱う商品・サービス」「クリエイティブ」「LP(ランディングページ)」の3つの観点で解説していきます。

インフィード広告が向いている商品・サービスの特徴

購入に至るまでの検討期間が長いもの

インフィード広告は、検討期間が長い商品・サービスを扱うのに向いています。
検討期間が長い商品やサービスとは、単価が高いものや保険などの長期間にわたる契約、BtoBの商材などがあてはまります。

このような商品・サービスの購入を考えているユーザーは、検討材料となる情報を積極的に収集しています。その際、記事LPのようなユーザーの疑問や課題に応える形式のコンテンツは、ユーザーの購買意欲を高められるので、検討期間が長い商品・サービスに向いていると言えます。

専門的な知識が求められるもの

インフィード広告は、購入をするうえで専門的な知識が求められる商品・サービスを扱うのにも向いています。
専門的な知識が求められる商品・サービスとは、金融商品や医療品、理化学製品などがあてはまります。

このような商品・サービスの購入を考えているユーザーはより詳しい情報を求めており、誘導先サイト(記事LP)にて商品理解を深めてもらえます。

成果を出すためのクリエイティブの特徴

広告感を薄くする

インフィード広告はコンテンツのように差し込まれている広告であるため、主張の強い広告は避けられる傾向にあります。

掲載先のコンテンツのフォーマットを踏襲しましょう。

広告の内容に興味を持ってもらえるようにする

商品のメリットやキャンペーン内容の訴求を目的として配信する通常の広告に対し、インフィード広告は情報収集段階のユーザーにアプローチする広告なので、ユーザーが広告の先のコンテンツを知りたくなるようなクリエイティブにすることを心がけましょう。

例えば、クリックしたくなるような魅力的な画像であったり、「購入しないと後悔するもの10選」のように続きが読みたくなるタイトルを意識しましょう。

複数パターンの広告を用意する

インフィード広告はSNSアプリなど日常的に使う場所に表示されます。そのため表示頻度が高くなり、何度も表示されることで広告に飽きられてしまうことがあります。

広告を複数パターン用意する、広告の更新サイクルを早めるなどで広告に飽きさせない工夫をしましょう。
また、1人のユーザーへの広告表示回数を制限するフリークエンシーキャップを設定するのも有効です。

インフィード広告と親和性の高いLP(ランディングページ)の特徴

「クリエイティブの質によっては、ユーザーを不快にさせてしまう」でも書いたように、インフィード広告からの遷移先であるLPとの親和性が重要になってきます。
ここでは、おすすめのLP手法について紹介いたします。

記事LP

記事LPとは文章主体のLPのことで、読み物型の形態をとり、ユーザーに商品やサービスの詳しい情報を伝えることができます。また、読み物型であることで広告感も抑えられます。

記事LPをインフィード広告とLPとの中継点とすることで、ユーザーの広告へのハードルを下げることができるでしょう。

アンケートLP

アンケートLPとは、数問程度のアンケートが盛り込まれたLPのことです。
ユーザーがアンケートに答える過程で商品理解が深まり、スムーズにコンバージョンへと導けます。

また、アンケート回答に対する特典(割引率・クーポン配布・送料無料など)を付けることで、離脱率を下げることもできます。

インフィード広告が配信できる主なメディアとそれぞれの特徴

Yahoo!ディスプレイ広告(YDA)


YDAでは、Yahoo!が運営しているサービスや提携サイトへ広告を配信できます。

YDAの特徴は、30〜64歳の層がユーザーの60%以上を占めているので、この層をターゲットにした商材と相性が良いという点です。
また、Yahoo!ニュースでは、記事と広告が非常に馴染んでいるのも特徴的です。

Smart News Ads


(引用元:スマートニュース株式会社

スマートニュースとはユーザー数No.1のニュースアプリで、働く世代を中心に利用されています。

Smart News Adsの特徴は、メインユーザーが30〜50代の働く世代であることから、ビジネスマン向けの商材と相性が良い点が挙げられます。

Gunosy Ads

 


(引用元:株式会社Gunosy

Gunosy Adsでは、株式会社Gunosyが運営する「グノシー」「ニュースパス」「auサービスToday」の3つのアプリに広告配信できます。時事ニュースだけでなく、エンタメや美などの話題も多く配信されているニュースアプリです。

Gunosy Adsの特徴は、それぞれのアプリすべて50代以上の層がユーザーの60%以上を占めている点です。
利用ユーザーの男女比もおよそ半分半分となっていることも特徴として挙げられるでしょう。

LINE広告

LINEでは、LINEのトークリストだけでなくLINE NEWSやLINEマンガなどの広告配信面にも広告が配信されます。
広告の配信面のうち60%がLINE NEWSに配信されます。SNS広告でありながらニュースアプリのようなUIであるため、記事型LPとの相性が良いです。
また、Smart Newsなどのニュースアプリの利用者は男性が多いのに対し、LINE NEWSの利用者は女性の割合が多いことも特徴的です。

Googleディスプレイ広告(GDN)

GDNでは、Googleが運営しているサービスや提携サイトへ広告を配信できます。
ユーザー層が幅広いため、ターゲティングの設定は商材によって細かく調整するべきでしょう。

GDNの特徴は、Googleが保有するサービス(Discover、Gmail、YouTube)に配信する広告がフィードと非常に馴染んでいる点です。

Twitter広告

Twitterで広告配信をする際、通常の投稿と同じように表示されるプロモツイートがよく利用されます。

Twitter広告の特徴は、リツイート機能によって、他のSNSに比べて拡散性が高いことが挙げられます。
また、基本的にはBtoCの商材が伸びやすいですが、ビジネス用に情報収集するユーザーも多いため、BtoBでも高い成果が期待できます。

Facebook/Instagram広告

Facebook、Instagramでは、多くの広告配信面が用意されています。

Facebook/Instagram広告は、画像に重きを置いたSNSであるため、ビジュアル訴求が重要である単品通販の広告配信にも効果的です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

インフィード広告の概要や特徴について解説してきました。
この記事を読んで、扱っている商材がインフィード広告と相性がいいと感じられた方は、運用の検討もしてみてください。

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marke@bcj

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