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Twitterキーワード広告とは?その特徴と設定方法を解説

2023.06.07 2023.06.07

Twitterキーワード広告とは?その特徴と設定方法を解説

GoogleやYahoo!JAPANなどのポータルサイトのみならず、SNS上で検索し、知りたい情報を獲得することが当たり前となっています。

そのようななかで、Twitter広告が「検索」という行動にアプローチする方法として「Twitterキーワード広告」をベータ版でリリースしました。

今回は、その特徴や設定方法について紹介します。

Twitterの特徴

日本でのTwitterの月間アクティブユーザー数は2017年時点で4500万人を超えています。
また、利用している年代を見てみると、10代から30代にかけては50%を超えていることから、若い世代を中心に人気があるSNSとなっています。

Twitterの大きな特徴としてはリアルタイムで情報が流れ、ユーザー同士の交流も活発に行われていることです。さらに、「いいね」や「リツイート」機能によって拡散性も高く、その結果いわゆる“バズる”という現象が起こることも特徴的です。

参照元:令和3年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査結果報告書(総務省)

Twitter広告とは

Twitter広告とは、タイムラインや検索結果などTwitter内のさまざまな場所に掲載できる広告のことです。
広告主は前述しているような速報性や拡散性などを広告の配信に活用できます。

Twitterキーワード広告とは

Twitterキーワード広告は、2023年1月25日にベータ版としてリリースされた広告です。

この広告を利用することで、ユーザーがTwitter上で検索したキーワードに対して広告を表示でき、より関心度の高いユーザーに対してアプローチができるようになりました。

また、Twitterキーワード広告はベータ版ですが、すべての広告主が利用できます。

Twitterキーワード広告の特徴

Twitterキーワード広告のいくつかの特徴を紹介します。

利用できるマッチタイプ

Twitterキーワード広告で利用できるマッチタイプは「完全一致」のみとなります。

現時点では、アルファベットの大文字と小文字は判別されません。また、複数形やハッシュタグの有無は別々のキーワードとして判別されてしまいます。

「完全一致」というマッチタイプの特徴として拡張性がありません。さらに、Twitterキーワード広告はユーザーが検索したキーワードに対して広告を配信します。そのため、ユーザー側からのアクションがない場合、広告が配信されません。
ニッチな商材を扱っている場合、配信ボリュームが出にくい傾向にあるため、キーワードを登録する際に工夫する必要があります。

利用可能なキャンペーン目的と入札方法

利用できるキャンペーン目的と入札方法は以下のとおりです。

キャンペーン目的

  • ウェブサイトコンバージョン
  • アプリのエンゲージメント数
  • ウェブサイトの訪問者数
  • アプリのインストール数

入札方法

  • CPC上限入札
  • CPM自動入札

キャンペーン目的は、リリース当初はウェブサイトコンバージョンしか選べませんでしたが、現在は4つの目的を選択できます。マーケティング目的に合ったものを選びましょう。

配信面

Twitterキーワード広告は検索結果ページ、返信ページ、ホームタイムラインに表示されます。

検索結果ページ

検索した際の結果ページに広告を配信します。

検索結果
さらに、トレンドキーワードやハッシュタグをクリックして遷移した検索結果のページにも広告が表示されます。

広告枠は、現時点では検索結果の3つ目のツイートとして表示されます。しかし、2つ目のツイートに表示されるようアップデートが予定されているそうです。

返信ページ

検索結果に出てきたツイートのリプライ欄に、広告が表示されます。

返信ページ

ホームタイムライン

フォローしている人のみを表示するホームタイムラインに広告を配信します。

そのページに表示されるツイートのうち、キーワードを含むツイートの直後に広告を表示させます。

ホームタイムライン

かけ合わせ可能なターゲティングと利用可能なクリエイティブ

Twitter広告では、さまざまな方法でターゲティングが行えます。
そのなかで、Twitterキーワード広告にて利用できるターゲティングは次の4つになります。

  • 地域
  • 属性
  • デバイス
  • オーディエンス除外

また、Twitterキーワード広告では通常のプロモツイートと同様のクリエイティブが利用できます。

  • テキスト
  • 画像
  • 動画
  • カルーセル

Twitterキーワード広告の設定方法

  1. 「キャンペーンを作成」をクリックして「アドバンス」を選択します。
  2. 広告キャンペーンの目的でコンバージョンのなかにある「キーワード」を選択します。

    広告キャンペーンの目的選択

  3. キーワード広告キャンペーンの種類のなかから希望の目的を選びます。

    キャンペーンの種類選択

  4. 「広告グループの詳細」を選び、キーワードターゲティングの項目にキーワードを登録します。
    キーワードは最大200件まで追加できます。また、1つのキーワードにつき最大140文字まで設定できます。

    キーワード登録

キーワードターゲティングとのちがい

Twitter広告にはもともと、「キーワードターゲティング」というターゲティング機能がありました。
この2つの主な違いは、ターゲティング方法にあります。

「キーワードターゲティング」では、検索履歴やツイートした内容、エンゲージメントしたツイートに指定したキーワードが関連すると、そのユーザーに対して広告を配信します。

一方、Twitterキーワード広告では、ユーザーが検索したキーワードのみを対象としています。指定したキーワードが検索語句に含まれていると、そのユーザーに広告を配信します。

他にも、以下のようなちがいがあります。

キーワードターゲティング キーワード広告
配信面 検索結果ページ、返信ページ、ホームタイムライン、プロフィール 検索結果ページ、返信ページ、ホームタイムライン
対象ユーザー 検索履歴やツイートした内容など、興味関心に基づく 登録キーワードが検索したキーワードに含まれている
マッチタイプ 部分一致 完全一致
ハッシュタグの有無による判定 自動で含まれる 別物として扱われるため、それぞれに登録が必要
キーワードの登録上限 750個 200個

まとめ

今回はTwitter広告のアップデート情報について紹介しました。

Twitterキーワード広告はまだベータ版となっているため、今後も仕様が変更される可能性が十分にあると思われます。
アップデート内容を採り入れて、より最適な広告の配信ができるよう定期的に設定をチェックしながら広告の運用を行っていきましょう。

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marke@bcj

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