2021.11.19 2021.09.06
目次
TikTokプロモーション活用
TikTokの媒体に関して、マーケティングの活用を検討されている方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか?
TikTokは数々の話題が生まれています。例えば、空前絶後のヒットとなったAdoさんの楽曲「うっせぇわ」や大塚製薬「オロナミンC」CMで使用された名曲「スマイル」、シンガーソングライター・ひらめさんの「ポケットからきゅんです!」など、TikTokを中心に爆発的に拡散され、話題となりました。
@yaki_gyozaいつでもスマイルしようね!#田舎の高校生カップル #歌詞動画
そんなTikTokのマーケティング活用について、今回はご紹介致します。
TikTokとは?
TikTokとは15秒から1分ほどの短尺動画をユーザー同士で投稿し合う動画プラットフォームです。
ダウンロード数:20億以上
グローバルダウンロードランキング1位
出典:アメリカの調査会社「Sensor Tower」より
ユーザーは動画を撮る際に0.5倍速、2倍速などの速度調整をしたり、フィルター機能、エフェクトの追加などの特殊効果を活用して、面白い動画を簡単に作れます。
・動画①
@kageihina似合いますか?🎀♬ Everyday BGM – hidekazu
・動画②
@bayashi.tiktokReply to @user4873465497923 🥺👍 #tiktokfood #toast♬ drivers license x take me to church – Adam Wright
また大きな特徴の一つとしては、アプリ内で豊富な音楽をBGMとして利用できる点です。
懐かしい曲から最新の曲まで設定でき、ユーザーが楽しめる要素の一つとなっています。
TikTokのトレンド
・リップシンク期:2017年-2018年前半
TikTokの初期では自撮りをメインにリップシンク(映像作品やアニメ作品の
登場人物のセリフに口を合わせる)が流行しました。
リップシンクの動画は気軽に楽しめ、撮れるコンテンツであるため、最近でも多くのユーザーが投稿しています。
@honnchanすっぴん多くてゴメンだから次はヘアメイク動画載せるね
・エンタメ期:2018年後半-2019年前半
お笑いやエンタメ要素の高い動画や動物/ファミリー動画が主に流行した時期です。
お笑い芸能人の方もTikTokでユーザーを楽しませるコンテンツを多く投稿しています。
@ayrtonmocha#友達がバイト行くから見送った#友情#バス#サプライズ#日常#前の動画の続き
・日常&meme期:2019年後半-2020年
日常を撮影したVlogやHow to動画、生活に役立つ情報など視聴者に情報を提供する動画が流行した時期です。「僕は東京の大学生」というフレーズで大人気となった修一郎さんは代表的なVlog投稿者でしょう。
@tuckinshuichiro三輪車で1日生き抜いてみた結果( @h_chae_29 さんへの返信 )『修一朗に〜して欲しい』大募集中‼︎#TikTok3周年 #セルフ解説 #秋コーデ #中央大学 #修一朗 #僕らの青春
グルメや観光スポット情報などの動画が多く投稿され始めたのもこの時期です。
@naco2222痛風になったことある人〜?🐟🗽#通風になりたい人集まれ#渋谷グルメ#TikTokグルメ#東京グルメ#capcut #編集はcapcut
TikTokの爆発的な広がりは媒体の特性にあり、誰かの動画をアレンジして次の動画に繋げるmeme(ミーム)が起きやすい設計にあります。
今でもダンスやリップシンク動画の投稿は多く、アレンジを加えて拡散されやすく、デュエット機能によりユーザー同士のコラボ動画も多く生み出されています。
@yuumi_takaki05マイメン🐈 #猫
TikTok広告の活用
TikTokをプロモーションで活用するには公式アカウントの運用と広告プロモーションの2種類に大きく分類されます。
TikTokは他のSNSより新規ユーザーへのリーチ力が高い特徴があります。そのため公式アカウントの運用でも認知・ブランディング施策にも活用できます。
広告プロモーションでも様々な広告が用意されており、認知・比較検討・購入・ファン化まで幅広く活用が可能です。
公式アカウントの運用
公式アカウントの運用は他のSNSと同様に無料で始められる点が大きなメリットです。一方でTiktokは単にフォロワーを多く獲得してもデメリットになります。
その理由はTiktokの特性にあります。Tiktokは投稿後200リーチほどのテストユーザー(フォロワーを含む)の「おすすめ」に配信がなされ、そのユーザーの視聴時間によって、次のユーザーの「おすすめ」に載るかどうかが決まります。つまりフォロワーの質が良くないと視聴時間が伸びず、動画のリーチが伸ばしづらくなります。
良くあるケースとしてはある一つの動画がバズり、一時的にフォロワーが急激に増えたとしてもバズった動画に興味があったが、アカウント自体のファンではないため、その後の投稿で伸び悩むケースです。これはコンテンツに興味はあったが、あなた(アカウント)には興味がないという状況です。
広告プロモーション
TikTokには様々な広告があり、長期から短期までプロモーションの方法があります。長期的なプロモーションを目指すなら公式アカウントの運用と広告プロモーションを並行して質の高いフォロワー(ファン)を獲得していくことが重要です。
短期的なプロモーションでは起動時に広告が表示される起動画面広告やフィードの途中に挿入されるインフィード広告があります。
TikTok広告の種類
TikTok広告には1Dayメニューと通常メニュー、オリジナルメニューの3種類に分類されます。
1Dayメニュー
・TopView
1日1社限定のTikTokで最大級リーチがあります。アプリ起動時の最初のフィードに表示される広告です。起動画面での最大60秒の動画広告枠であり、縦型のフルスクリーンによるアプローチができるため、アテンションを獲得できます。
・起動画面広告
1日1社限定のTikTokで最大級リーチがあります。アプリ起動時に即表示される広告です。静止画1枚から入稿が可能なため、TopViewより簡単に始められるのが特徴です。
・OneDayMax・Plus
指定の1日限定で「おすすめ」の4post目に掲載される広告です。広告感のない、ネイティブな広告枠であり、自然な形でのコミュニケーションが取れるため、視聴とクリックの質が高くなります。
最大60秒のフルスクリーン動画で配信が可能です。
通常メニュー
・Brand Premium
最大60秒のネイティブな動画広告です。「おすすめ」フィードに自然と表示される広告です。通常の投稿動画の合間に差し込まれるため、ユーザーとの相互関係を深め、コンバージョンの獲得ができます。
・セルフ運用型広告
TikTok For Businessの管理画面からセルフで入札を管理することで広告を配信します。システムは自動入札が適用されており、広告の目的(ウェブサイト誘導、アプリインストール、商品購入など)に合わせて最適化が行われ、広告配信されます。
オリジナルメニュー
・ハッシュタグチャレンジ
ユーザー投稿を促し、中長期にわたりTiktok内の露出を最大化させるパッケージプランです。
・ブランドエフェクト
高度な画像認識技術を用いて、様々なクリエイティブコンテンツを作成し、視覚的なブランド体験の場を創出できます。
TikTokお役立ち情報
TikTok広告の今後について
今回はTikTokの媒体に関する特徴とマーケティング活用を紹介しました。
TikTokはまだまだ発展途上の媒体であるため、これから始める企業でも参入の余地が多く、トレンドの波になることができれば大きなインパクトがあります。
またTikTokは起爆剤としての役割もあり、TikTokで動画がバズると他のSNSでも波及してフォローの増加や話題を生み出すことができます。
いかがだったでしょうか?まだ未開拓な媒体ではありますが、ぜひTikTokをマーケティングに活かしていただければ幸いです。
BCJ管理人
ブルースクレイ・ジャパン(株)サイトの管理人です。 担当業務は全ファネル領域におけるサイト改善コンサルです。
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