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【Yahoo!ディスプレイ(YDA)】成果が出るターゲティングとは?

2022.04.18 2022.04.18 

【Yahoo!ディスプレイ(YDA)】成果が出るターゲティングとは?

YDAとは、「Yahoo!広告 ディスプレイ広告 運用型」の略式名称のことです。

※2020年度よりYahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)が、Yahoo!ディスプレイ広告(YDA)に移行されました。

Yahoo!のTOPページやYahoo!ニュース面などYahoo!に関連するディスプレイ枠、その他のサイトのディスプレイ枠に広告配信する事ができます。

ディスプレイ広告ではサイト訪問者をターゲットにリマーケティング配信することが多いですが、Cookieの制限によりリマーケティングの配信が難しくなっています。

そのため、これからはCookieに頼らない広告配信が必要になります。

今回はリマーケティングに頼る配信から脱却するためにできる、YDAのターゲティングについてご紹介します。

YDAのターゲティング一覧

ターゲティングの種類は大きく分けて「オーディエンス」と「コンテンツ」の2種類があります。

オーディエンスは「人」にターゲットする手法で、コンテンツは「配信面」にターゲットする手法です。

オーディエンスリスト

様々な種類のデータソースを基にして作成されたリストに対して配信します。

オーディエンスリストで可能な事は主に3つあります。

①ウェブサイトを訪問したユーザーに広告を配信する。

いわゆる、リマーケティング配信です。

サイト全体を訪問したユーザーにも配信できますが、URL等で条件を指定できるため「URLに○○を含むページを訪問したユーザー」など絞り込んでリストを作成することも可能です。

また、作成したリストを組み合わせて広告を配信することも可能です。組み合わせをする場合はAND条件、OR条件、除外の3つのパターンで組み合わせることができます。

②広告主が独自に作成したリストを連携し広告を配信する。

メールアドレスやアプリ用広告識別子等、広告主が持つユーザー情報をYDAと連携して配信することが出来ます。

③類似ユーザーに広告を配信する。

①や②で作成したリストをもとに、WEB上で類似する行動をしているユーザーに配信が可能なリストです。

オーディエンスカテゴリー(興味関心)

商品やサービスに興味関心を持っているユーザーに配信することができます。

ショッピング・旅行・ニュース、メディア・スポーツ、フィットネス・銀行、金融・メディア、エンターテインメントのカテゴリがあります。

オーディエンスカテゴリの中でも潜在層に配信することができるリストです。

参考:https://ads-help.yahoo.co.jp/yahooads/display/articledetail?lan=ja&aid=71655

オーディエンスカテゴリー(購買意向)

商品やサービスに対して購入検討をしているユーザーに配信することができます。

興味関心のオーディエンスカテゴリよりも種類が多く、顕在層にあたるユーザーに配信することができるリストです。

参考:https://ads-help.yahoo.co.jp/yahooads/display/articledetail?lan=ja&aid=71655

オーディエンスカテゴリー(属性・ライフスタイル)

家族構成や個人年収、ライフイベントなどユーザーの属性やライフスタイルを指定して配信することができます。

子供がいる大人をターゲットにしたり、経営者や収入が高い人に高級品の広告を配信したい、等で活用することができます。

参考:https://ads-help.yahoo.co.jp/yahooads/display/articledetail?lan=ja&aid=71655

サーチキーワード

キーワードを指定してYahoo!検索で検索したことがあるユーザーに対して広告配信することができます。

検索した回数や検索してから経過した日数を指定することもできます。

デモグラ(年齢・性別)

年齢や性別を区切って配信することができます。

地域・曜日・時間

ユーザーの所在地や広告を表示する曜日や時間を指定することができます。

サイトカテゴリー

広告を配信するウェブサイトのカテゴリを指定して広告を配信することができます。

配信したい広告の商材と関連性の高いカテゴリーを選んで配信すると、類似する他商品やサービスを検討しているユーザーにアプローチすることが可能です。

参考:https://ads-help.yahoo.co.jp/yahooads/display/articledetail?lan=ja&aid=51470

プレイスメント

広告を配信するウェブサイトを指定して広告配信することが可能です。

サイトカテゴリーではウェブサイトの種別を指定しますが、プレイスメントでは具体的なウェブサイトを指定して配信します。

指定するウェブサイトの数が少ないと配信ボリュームが出ない可能性があるので、ご注意ください。

参考:https://ads-help.yahoo.co.jp/yahooads/display/articledetail?lan=ja&aid=51425&o=default

コンテンツキーワード

広告が表示される掲載面のコンテンツの種類を指定して広告配信することが可能です。

コンテンツキーワードの対象掲載面はYahoo!の一部サービスのみとなります。

主にYahoo!ニュース面での配信が多く見られます。

例えば、コンテンツキーワードで「IT」を指定した場合、Yahoo!ニュースの「IT」に関する記事の広告枠に配信されます。

参考:https://ads-help.yahoo.co.jp/yahooads/display/articledetail?lan=ja&aid=87410&o=default

成果が出やすいオススメのターゲティングとは?

サーチターゲティング

先ほどご紹介したターゲティングの中でも顕在層にあたるユーザーに配信することができるため、他のターゲティング手法と比較してコンバージョン率が高くなる傾向があります。

”検索”という行動を起こしているユーザーは、コンバージョンの確率が高いためです。

サーチターゲティングの攻略ポイントは下記です。

①検索広告でコンバージョン獲得ができているキーワードを設定する。

検索広告のクリック単価はディスプレイ広告より高い傾向があります。

検索広告では他社と競合してクリック単価が高くなってしまう、となかなか検索広告の配信を強化できない広告主様や、クリック単価が高い業界の方は必見です!

今すぐサーチターゲティングを始めましょう。

②競合の企業名やサービス名のキーワードを設定する。

競合のサービスを検索しているユーザーは、類似しているサービスにも興味があるはずです。

比較検討しているフェーズにいるユーザーが多いため、サーチターゲティングで自社サービスをアピールしましょう。

②サーチターゲティング×ブランドパネルを使用する。

Yahoo!のTOPページ右上に配信枠があるブランドパネルは視認性が高く、他フォーマットの広告と比較してクリック率が高い傾向があります。

また、検索窓の近くに広告が表示されるため、ユーザーが”検索する”という行動を起こす際に目に入ります。

これらのことから、ブランドパネルとサーチターゲティングとの相性が良い傾向があります。

コンテンツキーワード

Yahoo!のニュース面に配信されることが多い傾向にあります。

インフィード広告のように表示される場合は記事の内容と広告の内容の親和性が高いため、コンバージョンに繋がる可能性が高いターゲティングです。

オーディエンスリストやサーチターゲティングと比較すると、クリック単価が低い傾向があるので、同じ予算でも多くのクリック数を獲得することができます。

実際に弊社で複数のターゲティング手法を使用した例でみると、コンテンツキーワードのクリック単価がサーチターゲティングのクリック単価の半分以下で配信することができています。
コンテンツキーワードの成果

 

さいごに

いかがでしたか?

今後はリマーケティングに頼らず、他のターゲティング手法を使って配信できるかどうかが大切になります。

皆さんも、様々なターゲティング手法を試してみてください。

Web広告コンサルティングチーム

Web広告コンサルティングチーム

メディアコンサルタント。主にデジタル広告コンサルティング担当。 詳細な分析から成果改善までをコミット!

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