2022.02.08 2021.02.08

124年ぶりの2月3日でない節分が終わり、バレンタインで世間が色めき立つ今日この頃。
チョコレートよりも甘く嬉しいニュースが届きました!
【ディスプレイ広告】ディスプレイ広告(運用型)ターゲティング機能改善について
改善内容としては主に3つあります。
①1つの広告グループに複数のリストを設定可能
②リストごとに入札価格調整率を設定可能
③プレイスメントターゲティングに「除外専用リスト」が追加
中でも個人的にアツいのは、やはり①です。
リストとは
ユーザーリスト、プレイスメントリストといった用語を聞いたことがある人もいらっしゃるでしょう。
ディスプレイ広告を配信する上で重要な「どこで」「誰に」にあたるターゲティング設定に用いられるものがリストです。
今回の改善対象となるターゲティングは「サーチキーワードターゲティング」「サイトリターゲティング」「プレイスメントターゲティング」の3つです。
機能が改善されると嬉しいこと
手動での入札が主流だった頃からBCJでは、様々なリストセグメントを行うことで成果改善に努めてまいりました。
ユーザーリストでの施策を例に挙げますと、訪問日数や、GAデータを活用したリターゲティング対象ページを選定することで、リターゲティングのCV獲得効率上昇に繋がりします。
一方で、リストごとに広告グループが分かれるとデータが細分化され、成果判断までに時間がかかるリスクもあります。
例えば、「サイトに訪問して1日以内のユーザー」と「サイトに訪問して2日以上1週間以内のユーザー」だとクリック率やCV率にどの程度差があるのか、まずは成果を見た上で施策投下を予定したとします。
これまでのYahoo!ディスプレイ広告では、リストごとの成果をモニタリングしたいだけでも広告グループを分ける必要がありました。
GDN(Googleディスプレイ広告)では1つの広告グループに2つのリストを紐付けることでデータがまとまり、成果の良いクリエイティブ傾向やリストごとの実績が早々に得られたのに、
Yahoo!ディスプレイ広告ではもう少しかかりそう・・・といったことも少なくありませんでした。
せっかく施策投下スピードを速めたくても、Yahoo!のみ遅れてしまったり、Googleでこの結果が出ているからYahoo!もそう「だろう」と施策投下内容を合わせるといった、根拠が薄くリスキーなPDCAサイクルへと繋がる可能性があります。
より高い精度で、より早く、成果改善に向けた施策をYahoo!ディスプレイ広告でも行いたい!!
そんな期待に応えてくれるアップデートが、今回の3つの改善内容です。
最後に
Yahoo!からの嬉しいリリースに思わずブログネタとして選定しましたが、今回の3つの機能が実装されるのは2月末頃。
国民的人気アニメの新劇場版最終章公開までの待ち時間に比べたら何てことありませんが、楽しみなことには変わりません。
今回のアップデートを踏まえ、ターゲティングの見直しや広告グループ構成の見直ししたいけどどうしたらいいか分からない方、
もっと成果改善に繋がるディスプレイ広告の配信戦略があるのではないかとお悩みの方は是非一度BCJへご相談ください!
参考URL
https://promotionalads.yahoo.co.jp/support/release/878388.html

BCJ管理人
ブルースクレイ・ジャパン(株)サイトの管理人です。 担当業務は全ファネル領域におけるサイト改善コンサルです。
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