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【最新版】Googleアナリティクス権限付与の手順と注意点を解説

2022.12.05 2022.12.02

【最新版】Googleアナリティクス権限付与の手順と注意点を解説

「Googleアナリティクスの権限の違いがよくわからない
「Googleアナリティクスの権限付与の方法が分からない」
という方もいるのではないでしょうか。

この記事では、Googleアナリティクスの権限付与の方法と注意点を合わせて解説します。権限付与の方法が分からない方は、ぜひ参考にしてください。

Googleアナリティクス権限の種類

Googleアナリティクス権限には、3つの階層と6つの役割があります。権限を付与する際は、それぞれ指定することで操作可能な範囲を管理できます。階層と役割について解説します。

階層

Googleアナリティクスは、以下3つの階層があります。サイト管理者は、これらを設定することで、権限を付与するユーザーの業務に応じて、アクセスできる階層を制限できます。

階層 操作できる範囲
アカウント 企業単位
プロパティ サイト単位
ビュー データ単位

階層の高い順にアカウント、プロパティ、ビューとなります。
※GA4の場合は、アカウントとプロパティのみ

権限を付与する際は、この階層を指定することで、権限を付与するユーザーの操作可能な範囲を管理できます。どの範囲まで付与するべきか事前に確認しましょう。
※階層について詳しくはこちらを参考にしてください「Google アナリティクスの階層

役割(ロール)の種類

Googleアナリティクスは、以下6種類の役割があります。

ロール 説明
管理者 アナリティクスのすべてを管理できる権限です。
ユーザーの管理(ユーザーの追加および削除、ロールおよびデータ制限の割り当て)を行うことができます。アカウントまたはプロパティでこのロールを持つすべてのユーザー(自分自身を含む)に完全な権限を付与できます。編集者のロールを含みます。(以前の「ユーザー管理権限」に代わるものです)
編集者 プロパティ単位の設定をすべて管理できる権限です。ユーザーを管理することはできません。
アナリストのロールを含みます。(「編集権限」の新しい名称です)
マーケティング担当者 機能的には、ユニバーサル アナリティクスのアナリスト ロールと同じです。
アナリスト プロパティアセットの作成、編集、削除、共有、および共有アセットの共同編集を行うことができます。
閲覧者のロールを含みます。(「共同編集権限」の新しい名称です)

プロパティアセットには次が含まれます。

  • アトリビューション モデル
  • コンバージョン セグメント
  • カスタム レポート
  • ダッシュボード
閲覧者 レポートと設定データの表示、レポート内でのデータ操作(比較の追加、セカンダリ ディメンションの追加など)、個人アセットの作成と共有、管理画面または API を介した共有アセットの表示が可能です。
この権限で共有アセットを共同編集することはできません。(「表示と分析権限」の新しい名称です)
なし ユーザーにこのオブジェクトのロールが割り当てられていません。
別のオブジェクトのロールが割り当てられている可能性があります。

※引用元:アナリティクスヘルプ「アクセス権とデータ制限の管理

対象ユーザーへ付与する役割により、編集や閲覧など操作可能な権限を管理できます。権限を付与する際は、どの範囲まで許可するかを確認しましょう。

権限付与:ケース別のおすすめ設定

権限を付与するケースとして多いのが、広告代理店や制作会社から権限付与を依頼されるケースだと思います。外部ユーザーへアナリティクスの権限を付与する際は、依頼する内容に合わせて適切な権限を付与しましょう。よくあるケースとおすすめの権限の例を以下で紹介します。

  • 広告代理店に自社サイトの分析をお願いしたい
    →階層「プロパティ」、役割「アナリスト」権限を付与
  • 制作会社にアナリティクス(GA4など)の設定を一からお願いしたい
    →階層「アカウント」、役割「編集者」権限を付与
  • 特定のビュー情報を社内のメンバーに共有したい
    →階層「ビュー」、役割「閲覧者」権限を付与

Googleアナリティクスの権限付与の手順

それでは、具体的にGoogleアナリティクスの権限付与の手順について、7ステップで解説します。作業自体は2分程度で完了しますので、確認しながら進めていきましょう。

 0.権限を付与するメールアドレスを用意

実際に権限を付与する前に、権限を付与したいユーザーのメールアドレスを用意します。

 1.Googleアナリティクスにログイン

対象のGoogleアナリティクス管理者権限のアカウントでログインします。
Googleアナリティクスにログイン

 2.「管理」を選択

画面左下の「管理」を選択します。
「管理」を選択

 3.アクセス管理を選択

権限付与する階層(アカウント、プロパティ、ビュー)内の「アクセス管理」を選択します。
※画像は「アカウントのアクセス管理」
「アカウントのアクセス管理」を選択

 4.「ユーザーを追加」を選択

画面右上の+を選択し、「ユーザーを追加」を選択します。
「ユーザーを追加」を選択

 5.メールアドレスを入力

メールアドレスの入力欄へ、対象ユーザーのメールアドレスを入力します。
メールアドレスを入力

 6.役割とデータ制限を選択

ユーザーへ付与する役割とデータの制限(GA4プロパティのみ)を選択します。
役割とデータ制限を選択

 7.「追加」を選択

画面右上の「追加」を選択します。これでGoogleアナリティクスの権限付与は完了です。
「追加」を選択

Googleアナリティクスの権限付与を行う際の注意点

Googleアナリティクスの権限を付与する場合、権限付与するユーザーのGoogleアカウントのメールアドレスが必要となります。Googleアカウントに登録しているメールアドレスがない場合は、Googleアカウントを作成しなければいけません。

また、無料版のGoogleアナリティクスでは、階層ごとに登録できるアカウントの上限数が決まっています。無料版の場合は、上限の範囲内で追加しましょう。

階層 上限数
アカウント 上限150
プロパティ 上限50
ビュー 上限25

まとめ:権限付与を正しくスムーズに!

Googleアナリティクスの権限付与を行うことで、社内外の複数ユーザーへ情報を共有することができます。多くのユーザーにアナリティクスを確認してもらうことで、新たな発見やそこから成果の改善にも繋がります。権限を付与する際は、上記手順に沿って正しく、スムーズに情報を共有しましょう。

▼その他ツールの権限付与方法についてはこちらをご覧ください。
画像でわかる!Googleサーチコンソールの権限付与の手順
Yahoo!広告でのアカウント権限の種類と紐づけ方法をご紹介!

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