2024.10.03 2019.12.09
以前はGoogleビジネスプロフィール(GBP)の基本的な登録方法をご紹介いたしました。
その時ご紹介した方法は、店舗情報をひとつずつ管理画面に入力していく方法でしたが、店舗が10店舗以上あり、Googleの定める条件を満たしている場合、一括で登録を行うことができます。
今回はGBPの複数店舗を一括で登録する方法をご紹介いたします。
なお、店舗が10店舗未満の場合は個別に登録が必要です。1店舗ごとの登録方法は以下記事をご覧ください。
一括登録に必要な条件
10店舗以上の店舗があることのほかに、一括登録を行うには以下の条件が必要です。
・実店舗があること
非店舗型ビジネスの場合はGoogleのヘルプに記載されている手順に沿って登録を行う必要があります。
・ウェブサイトのドメインと同じアドレスを持っていること
一括登録の申請時には、ビジネスと申請者の関係性を確認するために、ウェブサイトと同じドメインのメールアドレスでの認証作業が必要になります。
例)ブルースクレイ・ジャパンのウェブサイトは https://bruceclay.jpn.com/ なので、○○○@bruceclay.jpn.com というメールアドレスが必要です。
・同一ドメインのウェブサイト内に店舗毎のページが存在する
一括登録の申請時に、各店舗のURLを記載する欄があります。このとき、各店舗でドメインの異なるページを記載していたり、FacebookのURLを記載したりしていると申請が通りません。
Googleのサポートの方に伺ったところ、1ページ内に店舗情報が一覧で羅列されている形式も申請が通らないとのことでした。
例)ブルースクレイ・ジャパン( https://bruceclay.jpn.com/)の店舗が10店舗ある場合https://bruceclay.jpn.com/○○店/ という店舗ページが10店舗分必要です。
※こちらの基準は筆者がGBPの一括登録申請時に確認した内容となります。
条件等は随時アップデートされている可能性がありますのでご了承ください。
一括登録の手順
それではここから一括登録の手順について説明します。
まずはテンプレートを使用して、GBPのアカウント内に、登録したい店舗の情報をアップロードします。
テンプレートを取得するには、GBPの管理画面上の「ビジネス情報を追加」をクリックし、「ビジネス情報をインポート」を選択します。
下記のような画面が表示されますので、「テンプレートをダウンロード」をクリックするとエクセル、またはCSV形式でテンプレートを取得することができます。
テンプレートには以下のような項目が並んでいます。
一括登録申請時に入力必須のものと、そうではないものがありますので、参考に記入してください。
店舗コード | 必須 |
ビジネス名 | 必須 |
住所 | 必須 |
緯度と経度 | 省略可 |
電話番号 1 | 必須 |
電話番号 2 | 省略可 |
ウェブサイト | 必須 |
メインカテゴリ | 必須 |
追加カテゴリ | 省略可 |
営業時間 | 省略可 |
ビジネス情報 | 省略可 |
開業日 | 省略可 |
写真 | 省略可 |
ラベル | 省略可 |
Google 広告の住所表示オプションの電話番号 | 省略可 |
属性 | 省略可 |
※こちらは一括登録申請時に必須の項目です。
一括登録の申請が通ったアカウントなどで、スプレッドシートを利用して追加店舗を登録するときなどは省略できる項目があります。
詳しくはこちらをご覧ください。
入力が完了したら、テンプレートをGBPにアップロードします。
「ファイルを選択」というボタンをクリックし、店舗情報を入力したテンプレートファイルを選択します。
問題なく店舗情報がアップロードされたら、一括登録のための申請をリクエストします。申請をリクエストするには、管理画面左上の「すべてのオーナーを確認」を選択します。
すると以下のようなポップアップが表示されますので「チェーン」を選択して「開始」をクリックしてください。
あとはフォームの入力項目に沿って情報を入力して送信するだけです。
後日Googleの担当者から連絡があり、申請が認証された、または修正対応などが必要な場合はその旨が伝えられます。
一括管理のポイント
複数の店舗を一括管理する際のポイントをご紹介します。ポイントは以下3つです。
- ユーザーを追加し、複数人で管理
- 店舗コードを利用する
- 通知機能を活用して、簡単に進捗管理をする
1つずつ紹介していきます。
ユーザーを追加し、複数人で管理
GBPでは、複数ユーザーでの管理が可能です。
GBPは、登録するだけでなく、写真の追加や口コミの管理、最新情報の投稿など、定期的な運用が大切です。
複数店舗がある場合、運用が大変になってしまうので、ユーザーを追加して、複数人で管理することがおすすめです。
ユーザーの追加については以下の記事で詳しく説明しているので、合わせてご覧ください。
店舗コードを利用する
ビジネス情報には、店舗コードの入力ができます。
各店舗ごとにコードを設定しておくことで、検索性が向上し、スムーズに管理が可能です。
通知機能を活用して、簡単に進捗管理をする
通知機能では、オーナー確認の有無やGoogleによる変更点、停止中等のステータスが確認できます。
この機能の活用により、複数人で運用していく場合も連携がとりやすくなります。
まとめ
以上、GBPの一括登録方法をご紹介いたしました。
多数の店舗以上を運営している場合、ビジネス情報をひとつひとつ登録していくのは骨の折れる作業です。
この方法を活用することで大幅に手間を削減することができますので、ぜひ一度お試しください!
SEOコンサルタントチーム
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