2022.02.08 2019.02.25
冬の寒さもだんだんと和らいできましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
筆者はすでに花粉症が始まり、くしゃみ・目のかゆみと日々格闘しております。。
さて、以前ご紹介しました「レスポンシブ検索広告」に続き、
今回は「レスポンシブディスプレイ広告」についてご紹介させていただければと思います。
レスポンシブディスプレイ広告とは
レスポンシブディスプレイ広告は、
Google広告ディスプレイネットワークのフォーマットの1つであり、
レスポンシブ広告のアップデート版となります。
以前ご紹介したレスポンシブ検索広告と同様、
どの広告文をどの位置に掲載するかをGoogle広告に任せる機能となります。
参考:Google広告の新フォーマット「レスポンシブ検索広告」とWEB広告運用担当の今後の課題
レスポンシブディスプレイ広告作成には、
・短い見出し(1~5個)
・長い広告見出し(1個)
・説明文(1~5個)
・1200×628や300×300の画像(1~15個)
・ロゴ(省略可)
・会社名
・最終ページURL
を用意する必要があります。
詳しい入稿の手順に関しましては、下記のヘルプを参照ください。
レスポンシブディスプレイ広告の配信結果
実際の配信結果は下記の表の通りで、CTRがイメージ広告の2倍の数値となりました。
集計期間:1ヶ月間
対象キャンペーン:リマーケティングキャンペーン
| Imp | Click | CTR | |
| イメージ広告 | 919,543 | 1,432 | 0.16% |
| レスポンシブディスプレイ広告 | 436,803 | 1,384 | 0.32% |
Google広告 ヘルプページに記載されている通り、
機械学習モデルによって、ユーザー毎に最適な広告の組み合わせが表示されることで、
レスポンシブディスプレイ広告のCTRが高かった可能性があります。
機械学習モデルにより、パフォーマンス履歴からの予測に基づいて広告スロットごとに最適なアセットの組み合わせが決定されます。
また、管理画面上では作成したアセットごとの掲載結果が「最良・良・低」で表示されます。

こちらの結果の中から、掲載結果が 低 のアセットの修正を行うことで、
配信量の増加やCTRの改善を行うことができそうです。
最後に
レスポンシブ検索広告・レスポンシブディスプレイ広告と複数の広告アセットを追加し、
機械学習モデルによって、ユーザーごとに広告を出しわけることが今後の主流となりそうです。
現状、各広告アセットの掲載結果が3段階評価しか確認することができませんが、
今後のアップデートでImpやCVなども表示されるようになるかもしれません。
レスポンシブ検索広告はまだベータ版機能ではありますが、
レスポンシブディスプレイ広告はすでに全アカウントで使用可能となりますので、
積極的に導入をしてみましょう!
弊社では、レスポンシブディスプレイ広告以外のネット広告も運用しております。
何かお困りのことがあればお気軽にお問い合わせください。
BCJ管理人
ブルースクレイ・ジャパン(株)サイトの管理人です。 担当業務は全ファネル領域におけるサイト改善コンサルです。
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