2022.02.08 2018.11.05
■概要
Google広告(検索)のテキスト広告に「広告見出し3」と「説明文2」が
追加できるようになりましたが、その効果はどれほどなのか?
実際に「広告見出し3」と「説明文2」を追加した広告の結果をご紹介します。
参考:Google広告 「広告見出し3」と「説明文2」の追加
■配信結果
実際の広告配信結果
下記の表の通り、追加前後でCTRが7.6%⇒11.0%に上昇するという結果がでました。
集計期間:追加前後2週間
対象キャンペーン:指名系キャンペーン
Imp | Click | CTR | |
Before | 19,262 | 1,468 | 7.6% |
After | 19,014 | 2,091 | 11.0% |
上記のキャンペーン以外にも「広告見出し3」と「説明文2」を追加したキャンペーンは
CTRが改善する傾向にありました。
「広告見出し3」「説明文2」の項目は充分なスペースがある場合に表示されるオプションのため、
必ずしも表示されるわけではありません。
実際の検索結果画面上で配信している広告を確認すると、高頻度で「説明文2」は
表示されていることが確認できました。
広告表示オプションを合わせると、広告の占有率が高いことがわかります。
「広告見出し3」は残念ながら表示されているところは確認できませんでした。
充分な表示スペースがない、ということなのでしょう。
要因
上記の結果の要因としては、広告表示オプションまで表示されても、
ほとんど訴求が被らない広告になったことだと思います。
上記でご紹介した広告は訴求軸の少なさとマンネリ化に悩んでおり、
新しい機能がアップデートされても、追加できる訴求があまりないかもしれない…
という状態でした。
そこで、すでに配信していたβ版であるレスポンシブ検索広告の配信結果から、
インプレッション割合の多いアセットから訴求を選んで、
「広告見出し3」と「説明文2」に追加しました。
レスポンシブ検索広告を活用したことで、ユーザーのレスの良い訴求を効率的に発掘でき、
訴求のマンネリ化から脱却できた形です。
■最後に
広告関連のアップデートは目まぐるしく、広告を出稿する側としては
情報のキャッチアップや導入対応が大変かもしれません。
ただ、今回ご紹介した事例のように広告の新機能の対応や広告文の追加で、
配信結果に大きな影響を及ぼす場合もあります。
弊社では新しい機能は積極的に取り入れ、
広告パフォーマンスの向上を図っていきたいと思います。
BCJ管理人
ブルースクレイ・ジャパン(株)サイトの管理人です。 担当業務は全ファネル領域におけるサイト改善コンサルです。
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