canonical(カノニカル)タグとは?

canonical(カノニカル)タグというタグをご存知でしょうか?

ユーザーの目に触れるようなhタグや、タイトルタグとは異なり、検索エンジンのためのタグです。

今回は通常お目にかからないcanonicalタグが何者なのか、いつ活用され、設定しておくと何にいいのかをお伝えしていきます。

canonical(カノニカルダグ)とは

canonical(カノニカル)タグとは

”canonical”とは英語で「正典の、教会法に基づく、規準的な、標準的な」という意味を持つ単語です。

この「規準的な、標準的な」というところがこのタグの持つ役割に直結しており、canonicalタグを一言で言い表すなら、『検索エンジンに規準的なURLがどれなのかを示すためのタグ』と言えます。

いくつかのパターンで重複コンテンツ(コンテンツ内容がほとんど同じではあるが別URL)が発生する場合に、このcanonicalタグを活用することにより、どのURLが規準的なのかを指定できます。これをURLの正規化と呼びます。

canonicalタグを設定することで、重複コンテンツになってしまっているURLのうち最も規準的なものだけがインデックス対象となり、そのほかのURLはインデックス対象から除外されます。(100%除外されるわけではないのでご注意ください。)

canonicalタグのおかげで分散してしまうSEO効果を1つの、規準的なURLに統一させることができます。

canonical(カノニカル)タグの記述方法

canonicalタグの記述方法は以下のような内容となります。

<head>
<link rel="canonical" href="https://bruceclay.jpn.com/blog/canonicaltag/">
</head>

<body>要素にて設定してしまうと認識されない可能性があるので、
必ず<head>内に記述しましょう。

またできる限り<head>要素の中でも上部に設定する方が良いとされています。

canonical(カノニカル)タグが必要なケース

①重複コンテンツ

重複コンテンツとなるケースは様々あります。例えば、

・URLにパラメータが付与されており、パラメータがつくものとつかないもので同じコンテンツを表示してしまっている場合

・www.や、index.html(php)のあるなしによって同一のコンテンツが表示される場合

・他サイトへコンテンツを提供している場合

のように様々なケースで重複コンテンツと認識されてしまう可能性があります。

上記それぞれの対処法としては、

 

①URLにパラメータが付与されており、パラメータがつくものとつかないもので同じコンテンツを表示してしまっている場合

例えばアパレルのECサイトにおいて、販売している商品のサイズ違いや色の違いによって異なるURLを生成させるような作りになっている場合があります。

こういった場合にはcanonicalタグによってサイト全体のルール設計を持ってURLを統一させることは効果を集約させるという観点で考えると有効な手段と言えます。

 

②www.や、index.html(php)のあるなしによって同一のコンテンツが表示される場合

このケースにおいて重複排除のため最も活用されている方法は、『301リダイレクト』になります。

ただしサーバーによっては推奨されるような301の設定ができない場合もあります。

そういった場合はcanonicalタグによって重複コンテンツを回避することは有効な手立てと言えるでしょう。

 

③他サイトへコンテンツを提供している場合

上記の場合、サイト内における重複コンテンツではなく、世の中に存在しているWEBページ間における重複コンテンツとして扱われてしまう場合があります。

この場合も他サイトのページには自社サイトに向けてcanonicalタグを設定してもらうように、提供する前の段階から取り決めをする必要があります。

この取り決めがなされていない場合、自分たちのサイトにアップしている内容がオリジナルコンテンツであるにも関わらず、対策しているキーワードで提供先のページが自サイトよりも上位に表示してしまう可能性があるので注意が必要です。

②スマホサイトのURLが異なる場合

スマホサイトを仮に、

https://bruceclay.jpn.com/sp/

https://sp.bruceclay.jpn.com/

といった形で別URLで展開する場合、PCのページとSPのページが別URLとなるため重複コンテンツと認識されてしまう可能性があります。

PCで検索しているにも関わらずSPのページが上位にヒットしているサイトをたまに見かけますが、往往にしてcanonicalタグが正しく設定されていない場合がほとんどです。

スマホサイトを別URLにする場合、PC側のHTMLには、

<link rel="alternate" media="only screen and (max-width: 640px)" href="https://bruceclay.jpn.com/sp/" />
<link rel="alternate" media="handheld" href="https://bruceclay.jpn.com/sp/" />

上記のような記述を、またSP側のHTMLには、

<link rel="canonical" href="https://bruceclay.jpn.com/">

といったようにPCのURLを設定する必要があります。

こうするとで検索エンジンがサイトを見たときに/sp/のページはPCページのスマホ版なのだと正しく認識するようになります。

③AMPを実装した場合

AMPを作成した場合、通常のHTMLとは別にAMPHTMLというものを作らなければいけません。

そうした場合は以下のような設定が必要となります。

非AMPページ

<link rel="amphtml" href="https://bruceclay.jpn.com/blog/amp/canonicaltag/" />

AMP

<link rel="canonical" href="https://bruceclay.jpn.com/blog/canonicaltag/" />

canonical(カノニカル)タグの誤った使用方法

Googleの公式ブログにおいて誤った使用方法の例がまとめられています。

①ページネーションが発生する場合の設定

②相対パスでの記述

③意図しない形で指定している、または 2 つ以上指定する

④カテゴリページまたはランディングページで特集記事へのリンクを指定する

⑤<body>タグ内に設定している

出典:https://webmaster-ja.googleblog.com/2013/05/5-common-mistakes-with-relcanonical.html

 

以上5ポイントに関しては確実にミスの内容に設定をしましょう。

参考:canonicalタグに対するGoogleの発表

重複した URL を統合するという項目においてGoogleからの公式の見解も以下URLのページにて公開されていますので参考までにどうぞ。

出典:https://support.google.com/webmasters/answer/139066?hl=ja

 

canonical(カノニカル)タグの設定は慎重に!

canonicalタグはSEO上確実に設定しなければいけないタグの一つです。

ただし設定を間違えてしまうと検索エンジンにインデックスされない事態になります。

大規模サイトになればなるほど重複コンテンツの発生は避けられないと言えます。正しいルール設計の元canonicalタグを設定することで評価を統一させられるようにしましょう。

 

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