夏も終わり徐々に涼しくなってきましたが、WEB広告に携わるみなさま、いかがお過ごしでしょうか？

今回は2022年9月度の最新情報の中から、HOTなTOPICをピックアップしてご紹介いたします。

【Yahoo!広告】ディスプレイ広告掲載位置の最適化テスト実施

概要

2022年9月5日よりスマートフォン版 Yahoo! JAPANトップページのタイムラインにおいて、広告掲載位置の最適化検証のため、表示位置を一時的に変更して配信されます。

詳細

今回のテスト時に広告掲載位置が3段ほど上がります。本テストにより、従来よりも広告が上部に表示されるため、広告の配信傾向やクリック率が変化することが想定され、1日の予算消化ペースが変わる可能性がございます。テスト終了日は未定ですが、レポートを確認し、運用の調整をお願いいたします。

※参考：ディスプレイ広告（運用型）広告掲載位置の最適化テストについて

【Yahoo!広告】ディスプレイ広告最適化スコアの提供開始

概要

Yahoo!ディスプレイ広告（運用型）において最適化スコアの提供を開始しました。対象となるのはディスプレイ広告（運用型）のみで、アカウント全体および各キャンペーンに表示されます。

詳細

Yahoo!広告の示す最適化スコアとは自動入札がどの程度最適な運用になっているかを評価するスコアです。
アカウント単位・キャンペーン単位で表示され、この最適化スコアは毎日更新されます。また最適化提案機能で表示される内容は以下の通りです。

・1日の予算上限に達したキャンペーン
・インプレッションシェア損失率（予算）が大きいキャンペーン
・1日の予算が5,000円未満のキャンペーン
・自動入札（コンバージョン単価の目標値）ご利用のすすめ
・キャンペーン目的最大化の自動入札ご利用のすすめ
・ターゲティング設定が重複している広告グループ
・ターゲットを絞り込みすぎているキャンペーン
・追加を推奨するサーチキーワード
・配信可能時間が6時間未満の曜日があるキャンペーン
・入稿を推奨する画像サイズがある広告グループ
・画像、動画の更新を推奨する広告
・特定の広告タイプと画像、動画サイズを組み合わせた広告が3～5つ以外の広告グループ
・コンバージョン数が少ないキャンペーン
・クリック数が少ないキャンペーン
・動画再生数が少ないキャンペーン
・最終リンク先URL形式への変換が必要な配信中のキャンペーン

※参考：【ディスプレイ広告（運用型）】最適化スコア提供開始のお知らせ

【Yahoo!広告】ディスプレイ広告A/Bテスト機能の提供開始

実施日

2022年10月3日

概要

Yahoo!ディスプレイ広告（運用型）において、2022年10月3日（月）より広告管理ツールで利用できるA/Bテスト機能の提供が開始されます。

詳細

今回のテスト機能の提供開始により、テスト設定した2キャンペーンの広告の配信機会を均等に分割し、平等になるように自動配信ができるようになります。これまでは外的要因に左右されたり、配信に偏りが生じたりという状態でしたが、より正確な比較が可能となります。

※参考：【ディスプレイ広告（運用型）】A/Bテスト機能の提供開始について

【LINE広告】詳細ターゲティングのアップデート

概要

LINE広告の詳細ターゲティングに2つの設定変更が行われました。

詳細

変更点①：第3・第4カテゴリを追加
これまで第1・第2階層のみだった詳細ターゲティングのカテゴリに、新たな区分として、第3・第4階層が追加されました。

変更点②：階層カテゴリごとに一括選択・一括除外が可能に
これまではカテゴリを1つずつ選択し、配信または除外設定を行なう必要がありましたが、今回のアップデートにより、階層カテゴリごとに一括での設定が可能になりました。

まとめ

今回はYahoo!ディスプレイ広告のアップデートを中心にご紹介しました。特に、掲載位置のテストに関しては、今後どのように掲載位置が変化していくか楽しみですね。