2021.11.09 2017.08.22
Google Adwords の管理画面の表示項目において、
Google Analytics の指標設定(直帰率、セッション時間など)を加えることが出来ます。
但し、デフォルトでは未設定になるため、活用されていない事も多いようです。
本記事では設定手順、実際に活用方法を紹介します。
1.設定手順(指標インポート)
- Adwords にログイン
- 管理画面右上の「歯車マーク」から「リンクされたアカウント」を選択
- 対象表示から「Google アナリティクス」を選択すると以下のような画面が表示されます
※ Adwordsとアナリティクスがリンク設定されていない場合は、まずリンクを実施。
参考URL https://support.google.com/adwords/answer/1704341
(Adwordsヘルプ:Google アナリティクスと AdWords をリンクする)
5. 編集を選択後、「サイトに関する指標をインポート」を有効
※上記は実際の画面ですが、アカウントにより表示のされ方は様々のようです
6. 管理画面の各指標タブを開き「表示項目」から「表示項目を変更」選択
7. 統計情報を選択の項目に「Googleアナリティクス」を追加
以上で設定完了です。
2.活用方法
それでは活用方法を紹介します。
例えば、コンバージョン数が少ないため、キーワードの成果判断に悩んでいるとします。
その場合、直帰率を判断の指標に加えることで、戦略判断の一助とします。
但し、注意すべき観点としましては、直帰率はリンク先の構成によっても変動するため、
高い低いだけでは一概に判断は出来ません。
その観点を前提として、直帰率が平均より高い・低いで入札調整の判断にする。
もしくは直帰率の違いからユーザーの心境を洞察して、
クリエイティブ(広告文、リンク先)の改修に役立てるなどがあります。
これらの気づきはアナリティクスの管理画面でも判断できることですが、
本設定を編集しておくことで、Adwordsの管理画面で完結できるため、効率的です。
3.まとめ
アドワーズとアナリティクスは親和性が高く、活用方法も多岐にわたります。
本指標の設定はデフォルトでは有効化されていないので、
配信開始時には設定編集することをおすすめします。
BCJ管理人
ブルースクレイ・ジャパン(株)サイトの管理人です。 担当業務は全ファネル領域におけるサイト改善コンサルです。
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