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【Facebook広告】クリエイティブ作成のコツをフォーマット別に解説!

2023.06.08 2023.06.29

【Facebook広告】クリエイティブ作成のコツをフォーマット別に解説!

Facebook広告(Meta広告)を利用すれば、Facebook、Instagram、Messenger、Audience Networkに配信できます。
これらアプリのユーザーは、自身が求める情報の収集にアプリを利用しているため、広告に目を向けさせるにはクリエイティブが重要になってきます。
ユーザーに関連性が高く、注意をひきつけるようなクリエイティブを作成するために、作成する際のコツを知り、成果を向上させましょう。

Facebook広告のフォーマットの種類

大きく分けて以下の4種類があります。

フォーマット 目的
画像
  • ブランドやサービスへの関心を高める。
  • 商品の認知度を高める。
  • メッセージをシンプルに伝える。
動画
  • 特徴やブランドストーリーを紹介する。
  • 関心を一瞬でひきつける。
  • ひとつに絞ったメッセージを伝える。
カルーセル
  • 複数の商品を紹介する。
  • 特定の商品の複数の機能を紹介する。
  • ストーリーを伝える。
  • プロセスを説明する。
  • 1枚の大きな画像を表示する。
コレクション
  • 商品を発見してもらう。
  • シームレスなブラウジング体験を提供する。
  • 需要を売上につなげる。
  • 商品カタログを陳列する。

それぞれについて、クリエイティブ作成のコツを解説していきます。

画像広告のコツ

各配置面の推奨アスペクト比を使用する

Facebook、Instagram、Messenger、Audience Networkでは、配置ごとに推奨のアスペクト比が異なります。

正方形(1:1) フルスクリーン縦型(9:16) 横型(1.91:1)
Facebookフィード
Instagramフィード
Instagram発見タブ
Messenger受信箱
Facebookストーリーズ
Instagramストーリーズ
Messengerストーリーズ
Audience Network
Facebook右側広告枠(PC)
Messenger広告メッセージ

高解像度の画像を使用する

できるかぎり解像度が高い画像を使用しましょう。
推奨サイズはいかになります。

  • フィード:1080×1350
  • ストーリーズ:1080×1920

各配信面におけるピクセルの最小要件はこちらで確認できます。

ブランドやロゴを見せる

ユーザーは、自分が知っているブランドや信用しているブランドに反応しやすいため、ブランドやロゴを使いましょう。

引用:https://www.facebook.com/business/ads-guide/update/image/instagram-feed

商品・サービスを使用しているところを見せる

ユーザー自身が商品・サービスを使っているところをイメージしやすいようにしましょう。
ターゲットに近い人物像を見せると有効です。

引用:https://www.facebook.com/business/ads-guide/update/image/facebook-feed

テキストと画像のメリハリをつける

テキストがビジュアルの邪魔にならないよう、すっきりとした大きめのフォントを選択し、対照色を使いましょう。

引用:https://www.facebook.com/business/ads-guide/update/image/instagram-story

動画広告のコツ

15秒以内にする

15秒以内にすると最後まで視聴される可能性が高くなります。
さらに、15秒以内にしておくと、InstagramストーリーズとFacebookインストリーム配置でも利用可能です。

冒頭の3秒でひきつける

ユーザーに動画を最後まで見てもらうために、冒頭3秒でユーザーをひきつけましょう。
ひきつけるには、最も伝えたいことを持ってきたり、逆にあえて冒頭で伝えずにじらすといった方法などがあります。

縦型または正方形の動画を使う

縦型または正方形のアスペクト比にし、動画が画面の大部分に表示されるようにしましょう。

セーフゾーンを残す

ストーリーズやリールの広告では、上下にセーフゾーンを残しましょう。
セーフゾーンには、配信画面上でプロフィールアイコンやCTAボタンが表示されます。

引用:https://www.facebook.com/business/help/980593475366490?id=1240182842783684&wtsid=rdr_0o5KXRZPJQWXuVAxp

無音でも伝わるようにする

ユーザーはアプリを音声なしで利用している場合も多いため、字幕を入れるなど無音でも伝わるようにしましょう。

引用:https://www.facebook.com/business/ads-guide/update/video/instagram-feed

カルーセル広告のコツ

利用できるあらゆる構成要素を駆使する

見出しや説明、CTAボタンといった要素を駆使して、ユーザーに行動を促しましょう。
1つのカルーセル広告には最大10枚の画像を使用できます。

https://www.facebook.com/business/news/JA-carousel-examplesの画像をもとに作成

画像や動画にまとまりをもたせる

同じ撮影期間に撮ったものや雰囲気がよく似ているものなどを使用し、全体のまとまりを意識しましょう。
複数枚の画像や動画を使うことができるため、ストーリー仕立てで表現することができます。
なお、カルーセル広告では動画のアスペクト比を正方形にすることがおすすめです。

https://www.facebook.com/business/ads-guide/update/carousel/instagram-feedの画像をもとに作成

カードに合わせた多様なリンクを提示する

複数の商品・サービスを宣伝する場合には、各カードで紹介している商品に合ったリンクを設定しましょう。
カルーセル広告で宣伝できるのは、Facebookページ、Facebookイベント、Facebookクーポン、外部リンクです。

カルーセルの最適化を試す

広告マネージャで、「一番パフォーマンスが高いカードを自動的に最初に表示」「カルーセルカードを動画として表示」「音楽を追加」などのオプションを追加し、目的に最適な表示方法を見つけましょう。

大規模な商品セットを使用する

カルーセル広告で商品カタログを使用する場合は、大規模な商品セットを設定しましょう。
カルーセル広告は、使用できるセット内のアイテムが1つになった場合、シングル画像広告に変更または掲載停止になります。

コレクション広告のコツ

目を引くカバー画像・動画を使用する

コレクション広告では、1つのメインとなる画像または動画と、その下に商品が複数表示される形式のフォーマットです。
商品の数はFacebookでは4つInstagramでは3つ表示されます。そのため、メインとなる画像・動画で広告に興味を持ってもらい、商品をクリックするように促しましょう。

引用:https://www.facebook.com/business/ads-guide/update/collection/instagram-feed

「ダイナミックに選択」機能を使用する

「フィードに掲載する商品」セクションで、「ダイナミックに選択」機能を使用し、Metaが広告に表示する商品を選択できるように設定しましょう。
これらの商品は、人気順または購入可能性の高い順に並びます。

50以上の商品を含む商品セットを使用する

コレクション広告とカタログを組み合わせる場合、最低4点の商品が必要です。
セット内の品数が多いほど、Metaが最も関連のある商品を選択して表示できるため、提供しているさまざまな商品を見てもらえるようになります。
また、特定の商品が在庫切れになった場合は、在庫がある商品が表示されるように商品セットが自動でアップデートされます。
カタログ商品の写真は、視認性が重要なため、シンプルな背景でアイテムがはっきりと正確に表示されるように撮影してください。

商品が写っている場所を示す

「ライフスタイルカタログ」というインスタントエクスペリエンスのテンプレートを使用することで、商品名または商品IDを入力し、写真のなかで商品が写っている部分を示すことができます。
そうすることで、ユーザーに商品の使用イメージを見せることができます。

引用:https://www.facebook.com/business/ads/instant-experiences-ad-destination?wtsid=rdr_0fmWa5wYdMkWVodsR

Facebook広告ライブラリの活用

広告ライブラリとは

広告ライブラリとは、Meta社が提供するアプリやサービス全体に配信されている広告を一覧できる機能です。配信されている広告の詳しい情報を提供することで広告の透明性を維持しています。

詳しくはこちらの記事で解説していますので、ご覧ください。

活用の方法

広告ライブラリ上では、Metaのプラットフォームで現在アクティブになっている広告を閲覧することができます。
誰でも検索して探すことができるため、似たような商品・サービスであったり、競合が配信している広告を検索し、クリエイティブの参考にするといった活用方法があります。

クリエイティブの運用

ここまで、クリエイティブ作成のコツについて解説をしてきました。
では、作成後にどのようにクリエイティブを運用すればよいのでしょうか。

用意すべきクリエイティブ数

Meta広告では、広告の配信数が多い場合にコンバージョンの予測精度が高くなるため、広告セットあたり3〜6つのクリエイティブを用意しましょう。
なお、6件を超えて追加しても、得られるメリットは微量であるため、6つを目安にするとよいでしょう。

差し替えのタイミング

複数のクリエイティブを回す中で、あまり効果がよくないクリエイティブは差し替えましょう。
同じクリエイティブを使い続けると、ユーザーは広告に飽きてしまい、不快に感じるようになることもあります。
定期的に各クリエイティブの効果を確認し、新しいものに差し替えていくことで成果向上につながります。

まとめ

この記事では、Facebook広告におけるクリエイティブのコツについて解説してきました。
クリエイティブは、Facebook広告の成否を左右する重要な要素です。ただ単に目立つデザインを作るだけではなく、ユーザーの心に響くストーリーテリングやターゲットに合わせたコンテンツを提供することが求められます。本記事で紹介したクリエイティブのポイントを参考にしながら、自社やブランドに最適なアプローチを見つけてください。

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marke@bcj

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